26日の横浜入港まで、暦の上では残り12日だが、途中に「日付変更線」があるので11日、この時間には入港して
いるので実質10日だ。
ハワイでRayさん一家はじめアメリカ人全員が船を降りてしまい、見知った顔ぶれが見られないのは少し寂しい。
見方によっては” 消化試合 ” の9日間だが、これを有意義に過ごそうと決意した MH だった。
数が少ない母岩付きはお見せして”解説”するだけだったが、「グリーン・サンド」をビニール小袋に入れ、標本
ラベルを添えて、ハワイ島のお土産として親しい旅友に渡した。
■ 「ハワイ島ミネラル・ウオッチング」レポート
歳とともに衰える身体部分の順番を男性では、” 歯 → 目 → ○○ ” 、と言うらしいが、身体機能では”記憶
力”が一番先に衰えてくるのは弱ったものだ。
これから先、船に乗っているだけなのだから、多少時間がある(と、思い込んでいた)ので、”忘れない内に”
「ハワイ島ミネラル・ウオッチング」のレポートをまとめて置く気になり、とりあえずハワイ島一日目をまとめてみた。
つぎのページはこのレポートが骨格になって作成したものだ。
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北極圏をめぐる地球一周の旅 【ハワイ 第1日】
( Tour around the World & Arctic Circle 2016 , - 1st Day in Hawaii - )
■ ハワイ島のコナ・コーヒー
Sさんから、ハワイ島のコナ・コーヒー、とりわけ”PEABERRY(ピーベリー:丸豆)"、しかもローストしていない生豆
を探すミッションを頂いていたが、探しきれなかった。
しかし、コケても何かはつかむMHのこと、なんとか地元のスーパーマーケットで探し出したローストしたピーベリー
をはじめ何種類か持ち帰った。
この日Sさんが来てくれ、欲しいというピーベリーを一袋だけ、原価でお譲りした。
日本との手紙のやりとりは、こちらから一方的に出すだけだとばかり思い、このようなサービスがあることを知ら
なかった。
実は、2015年の「南極探検」でブエノスアイレスとウシュアイアで受取るように出発前に手紙を送っておいた
のだが、ウシュアイアのは受取れず、ブエノスアイレスのは奇跡的に受け取ることができただけで、海外、特に
発展途上国で受け取るのは無理だろうと思っていた。
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古希記念 南極ミネラル・ウオッチング
2015年 南極探検旅行 【ブエノス・アイレス郵便事情】
( Mineral Watching in Antarctica Antarctica Expedition 2015 ,
-Postal Situation in Buenos Aires- )
カナダで、旅友のAさん宛てに日本から手紙が届いたのをみて、「ヘェ〜、こんな方法で旅の思い出を残す
方法もあるんだ」、と感心し、「乗船ガイド」を読み直して、そのやり方を知って妻と3男のお嫁さんにメールで
依頼しておいたのだ。
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北極圏をめぐる地球一周の旅 【カナダ】
( Tour around the World & Arctic Circle 2016 , - Canada - )
4月に小学生になったばかりの孫娘の文はたどたどしいが、『・・・・・はやく あいたいな。・・・・』、と書いて
あるのを読むと、” ジ〜ん ”、と来る。
■ ”浦島 太郎”さんとご対面
この日、埼玉・Tさんのベースデイ・パーティに招待されていた。夕食が始まる少し前に、5階の大食堂の入口
で出席者が落ち合ってテーブルに案内された。メンバーの顔は船内でときどき見ているが、お名前やどこにお住
まいなのかなどわからない人もいる。
自己紹介で、”浦島 太郎”さんがいることがわかった。だいぶ前、船の避難訓練のときに人員点呼で、外国
人船員が名簿を見ながら、たどたどしく「ウラシマ タロウ サン」と読み上げた。そのとき、「ハイ」、と元気な声が
したので、世の中には珍しい名前の人がいるものだくらいに思っていた。
浦島 太郎さんは、北海道から参加していて、「父親が、『男の子が生まれたら、太郎と名付けるように」、
と言い残して留守にした間に生まれた」、と”命名秘話”を明かしてくれた。
7月17日深夜に「日付変更線」を越え、不思議なことに7月19日になってしまう。7月18日はどこへ行った!?