北極圏をめぐる地球一周の旅 【カナダ】 ( Tour around the World & Arctic Circle 2016 - Canada - )









         北極圏をめぐる地球一周の旅  【カナダ】

              ( Tour around the World & Arctic Circle 2016 - Canada - )

1. はじめに

    6月13日の夕刻、船はカナダのニュー・ファンドランド島の北を次の寄港地シャーロットタウンに向かって進んで
   いた。緯度だけで計算して目的地まで800キロだから、15日の朝には到着するとしたが、経度で9度、緯度で
   7度南西にあることに気づいた。
    緯度50度での経度1度分の距離は赤道での値の約1/2になるので、経度4.5度、緯度7度南西に移動する
   ことになる。移動の距離は、( 4.5 * 4.5 + 7 * 7 )1/2 = 8.3度、距離にして 8.3 * 111 キロ = 920キロ
   移動すると、直線で行っても33時間、プリンスエドワード島の東側を回り込むため4時間は余分にかかり、37時間
   到着は15日の午前中と見込まれた。

    
                       カナダ航路

    この船は大きな世界一周クルーズだけでも91回の航海をしているが、シャーロットタウンに入港するのは初め
   てだった。
    ここでの観光の目玉は、ロブスターと「赤毛のアン」の舞台になったグリーン・ゲイブルスだ。モンゴメリー作
   「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子は山梨県にも縁があり、その半生を描いたNHKの朝の連続テレビ小説
   『花子とアン』は2014年上半期に放送され、平均視聴率22.6%と朝ドラでは過去10年で最高になった。
    「こぴっと しろっし (しっかり しなさい)」などの甲州弁が全国区なるきっかけにもなった。現在(2017年12月)、
   NHKBSで「花子とアン」が再放送中なのも何かの縁だ。

    エドワード島のグリーン・ゲーブルスにはアンゆかりの小さな郵便局があり、切手や絵葉書を売っていて、ここで
   投函した郵便物にはここだけの記念印を押してくれるという。
    オプショナル・ツアーでグリーン・ゲーブルスを訪れるコースもあるのだが、団体行動ではこの郵便局に立ち寄る
   時間はなさそうなので、船内で知り合ったアメリカ人グループとわれわれグループがそれぞれレンタカーを運転
   して島を巡ることにした。

    (2016年6月15日 体験 )

2. シャーロット・タウン入港〜レンタカーを借りるまで

    朝5時ごろに起きてデッキに出てみると、船はウッド・アイランドの南を西に進んでいた。シャーロット・タウンまで
   100キロ近くあり、入港は10時ごろになりそうだ。

    
                       シャーロット・タウン航路

    10時前に船はシャーロット・タウン港、通称クルーズシップ・ターミナルに接岸した。着岸後、選ばれた数人が
   入国対面審査があるようだ。
    船から眺める景色は、イギリスの田舎町を思い起こさせる落ち着いた雰囲気だ。天気はどんよりと曇り、
   霧雨が降っているところまでイギリス風だ。

    
                       シャーロット・タウン港

    だいぶ待たされて、11時半ごろ下船してまず、シャーロットタウン上陸記念写真を撮る。私がレンタカーを
   借りに行っている間に、”郵便オタク”の私のために、あねごがカナダの郵便ポストの写真を撮っておいてくれた。

       
              シャーロット・タウン上陸記念                カナダの郵便ポスト
                    【同行4人】                     【撮影:あねご】

    レンタカー店は、港から10分くらいのところにあった。アメリカ人のRayさんとTeresaさんが一緒なので心強い。
   日本にいるときにインターネットで予約しておいたので、国際免許証、日本の免許証、そしてキャッシュカードを
   提示するだけでスムースに手続きは済んだ。ただ、書類にサインする箇所がやたらに多いのには面食らった。
   日本の3ナンバークラスの乗用車で、1日借りて約100カナダドル(約9,000円)だったから、4人で乗れば安上が
   りだ。
    この車にRayさんとTeresaさんを乗せて2、3キロ離れたレンタカー店に行って、ワンボックスを借り、再び港に
   戻って同乗者をピックアップした。
    Rayさんの車には、Teresaさん、Leeさん、そしてRayさんの好みの日本人と中国人の若い娘2人。私の車には
   あねご、Yさん、Uさんが乗った。

    海外で運転するのは10年ぶりくらいになるので、港の駐車場で少し練習した。左ハンドル車なので、左折
   しようとレバーを倒すと、いきなりワイパーが動き出したのには、運転している私は”ビックリ”だ。(小雨が降って
   いたので、同乗者は不思議に思わなかったようだ)
    私の運転が心配なのか、あねごはさっさと一番安全な後部座席に座っている。さあ、出発だ。
    レンタカーの価格を安くするためナビなしの車にしたので、前を走る車の助手席のTeresaさんがスマホを使って
   ナビしてくれているので、後について行くだけだ。時間は12時近かったので、シャーロットタウンでロブスターを
   食べようか、という話になって店に行くと船客が列を作っていて、いつになったら食べられるか判らない状態なの
   で、北の海岸近くまで行くことにした。

       
                   運転するMH                      ロブスターの店
                  【撮影:あねご】

3. ロブスターは美味かった

    シャーロットタウンの市街は碁盤の目状に道路が走っていてわかりやすいが、交差点に信号機がなく、どちら
   が優先道路なのかも(外国人の私には)わかり難い。したがって、交差点ごとに一旦停止し、左右確認する
   のでまだるっこっしい。
    「信号機のない交差点では、交差点に入って、左か右に車がいれば、その1台を先に通し、次に自分が通る
     を交互に繰り返すのがルールだ」、とRayさんが教えてくれた。

    郊外に出ると道路は広く、通行量もさほどないので運転は楽だ。制限速度を気にしなかったが、60〜70キロ
   くらいで走っていた。カナダはイギリスの植民地だったから車は左側通行かと思っていたら、アメリカと同じく右側
   通行だった。

    北西に7号線を50キロほど、時間にして1時間ほど走って、ノース・ラスティコの港近くに着いた。時計は1時を
   回っていた。Teresaさんが探してくれた”ロブスターを食べられる”を売りにしているレストラン「フィッシャーマンズ・
   ワーフ」だ。どこか、確か、サンフランシスコでも有名だと聞いて、行ったことがあった名前だ。

    
                  プリンス・エドワード島観光マップ

    ここは、レストラン内部が2つに区切られていて、一方は団体客、もう一方は家族連れになっている。店に
   入ると船で一緒だった顔ぶれがオプショナルツアーのバスで訪れ、団体客のエリアにいた。われわれは、
   Teresaさんが予約してくれていた家族連れのエリアに案内されると、すでにテーブルはセッティングされていた。

    
                次々に出される料理に大満足の面々

    最初は、地元の新鮮な野菜を使ったサラダだ。次に、スープは「クリーム・チャウダー」だろうか、濃厚な味だ。
   そして、これも地元の新鮮なムール貝がドッサリ山盛りで出てきた。もうここまででお腹が一杯だ。オオトリは、
   ロブスターが丸々一匹、丸ごとポテトと茹でた人参が添えられている。

       
                  サラダ                         クリーム・チャウダー
               【撮影:あねご】

       
         ムール貝のボリュームにビックリのあねご                   ロブスター
                                               【撮影:あねご】

    ロブスターの中には卵を抱えているものもいた。殻を取るとミソが一杯詰まっていて、しゃぶりつく。店で用意し
   てくれている紙製のエプロンが必要なわけだ。MHは、子どものころからエビ、カニなどの甲殻類に眼がないのだ。
   硬い殻をバリバリ割って中の身を穿(ほじく)り出して、殻の中のエキスまで吸って、その上舌で咀嚼(そしゃく)
   し尽くすのだ。

    【余談】
     こうして育った私は、仕事では上を忖度(そんたく)することなく、妥協しない「硬骨漢(こうこつかん)」と
    評された(?)ようだが、今では”恍惚(こうこつ)の人”の一歩手前だ。

       
             ロブスターに大満足のMH                  ミソ一杯のロブスター
               【撮影:あねご】

4. 「赤毛のアン」の舞台を訪ねて

    食事の後は、「赤毛のアン」の舞台、グリーン・ゲイブルスに行こうということになった。ここからだと、6号線に
   戻って7キロも走れば良いので、10分ほどで着いた。

    
              グリーン・ゲイブルス観光マップ

    グリーン・ゲイブルスはキャベンディッシュ町にある「赤毛のアン(Anne of Green Gables)」にちなんだ観光
   スポットだ。そこには、グリーン・ゲイブルス(緑の切妻屋根)の建物を中心に、小説「赤毛のアン」の舞台が
   この島で育った作者のモンゴメリーの体験や創作から再現してある。日本で言えば、さしずめ明治村のような
   ものだ。

    駐車場に車を入れて、私は「郵便局に行って記念のスタンプを押す」、と宣言した。当然、あねごたちは、
   グリーン・ゲイブルスを観に行き別行動だと思っていたが、一緒についてきてくれた。

    車に乗って駐車場を出るのだが一方通行になっていてわかり難かった。来た道に出て500mも戻った13号線
   と交差する先のキャベンディッシュ教会の手前を右に入ると郵便局だ。

    郵便局はモンゴメリーが暮らした祖父母の郵便局を再現した建物だ。農場主であるとともに郵便局を経営
   していた祖父が亡くなった後、祖母が亡くなるまでの3年間郵便局長補として業務を引き継ぎ、そのかたわら
   創作活動を行った、と伝えられる。( Writer and Assistant Postmaster )
    建物内部には、現役の郵便局と博物館が共存している。まずは、念願の場所を訪ねた記念に入口で写真
   を撮ってもらう。

       
              郵便局の案内板                       郵便局前で
           【道路は広く、交通量極少】                   【撮影:あねご】

    中に入ると雰囲気は日本の地方の郵便局と似ていて、カウンターの向こうで女性が一人忙しそうに立ち働
   いていた。彼女が局長のロリーヌさんだということと、郵便局名がグリーン・ゲイブルスでなく「キャベンディッシュ」
   だと知ったったのは後のことだ。
    この郵便局で差し出した郵便物には、「赤毛のアン」の帽子とおさげ髪を図案にした記念印を押してくれる
   ので、日本で買って持参した「赤毛のアン」切手シートや鉱物切手を貼った10通以上のカバーに押印をお願
   いした。

       
              局長のロリーヌさん                   記念印の押印を依頼
                                              【撮影:あねご】

    押印を依頼した数が多かったので、よほど切手が好きだと思われたのか、局長が奥の部屋から原画作成者
   のサインが入り、発行初日印を押した記念カバーを出してきて、これをプレゼントしてくれた。これは、何よりの
   カナダの旅の思い出になった。

    
              「赤毛のアン」原画作成者サイン入り記念カバー(封筒)

    ただ、この切手を見て不思議だと思ったのは、切妻屋根の色が黄色いのだ。”グリーン・ゲイブルス”の意味
   は、「緑の切妻屋根」だから、緑であるべきだと思うのだ。確かに、緑に囲まれた景色の中にあるから、原画を
   作成する時目立つ色にしたのか。
    あるいは左のアンを描く切手の空の色と同じにして、刷色を少なく(製造コストを抑え)たい、という切手製造
   上の制約があったのか、理由はわからない。

     【後日談】
     ここで孫娘はじめ友人、知人に出した絵葉書や手紙は全て無事に届いていた。切手には「赤毛のアン」の
    帽子からはみだしたおさげ髪を図案にした記念印が押されていた。

     最近発行された切手に疎い私は、上の封筒に貼ってある切手は、カナダと日本で2008年6月20日に同時
    発行されたものだと後で知った。日本では国際文通グリーティングシリーズ切手の一つ「赤毛のアン」として、
    10種類1シートの切手が発行されている内の2枚がカナダと共通の図案になっているのだ。カナダでは、この
    2種をシートにしたものも発行されているので、それを貼った封筒も送って置いた。
     封筒の左下に貼ってあるヴィクトリア女王を描く切手は、日本で郵便が始まった翌年の1972年、プリンス
    エドワード島で使われた古いものだ。

    
                 「赤毛のアン」シート貼記念カバー(封筒)

     カナダは1899年にゴールドラッシュで沸いたクロンダイクの例からもわかるように、鉱物資源も豊かな国で、
    私の趣味の鉱物を描く切手も多数発行している。それら5種を貼った封筒も送った。

    
        @自然銅  A方ソーダ石  B自然金   C方鉛鉱   D灰バン柘榴石
                 鉱物5種連刷切手貼記念カバー(封筒)

    郵便局に併設されている博物館(入場無料)には、モンゴメリーが働いていた1907年当時の郵便局の様子
   を再現し、アンを描く切手なども展示してある。

       
            郵便局で働くモンゴメリー                仕分け棚とハカリやスタンプ

    郵便局での目的を達し、再び「赤毛のアン」の家があるグリーン・ゲイブルスビジターセンターに戻った。時間は
   16時近くで閉館まで1時間くらいしかなかった。入口で8カナダドル(約700円)を払って入場する。
    まず目指すのは、「赤毛のアンの家」だ。こちらの屋根の色は”緑”なので納得だ。

       
               ビジターセンター                     「赤毛のアンの家」
                                              【撮影:あねご】

    家の周りを小川や森が取り囲んでいる。「赤毛のアン」を読み込んでいれば、ここが、「お化けの森」、あそこが
   「恋人の径(こみち)」、などと感慨に耽(ふけ)れるのだろうが、こちとらそのような乙女チックな心情は持ち合わ
   せていないので、ビジターセンターの隣のギフトショップに直行だ。
    孫娘のために、易しい英語の「赤毛のアン」やお土産を買って退場する。閉場の時間が近づき、Rayさんたち
   も集まってきた。

    Teresaさんが「来しなにロブスターを食べたレストランの近く、ノース・ラスティコの港の海岸に灯台があるから
   行こう」、というのでRayさんの車の後を追う。
    レストランの前を通り過ぎると港が近くなり、ロブスターを獲るカゴを軒先に積んだ「魚屋」があったので車を
   止めて中に入る。ロブスターが安ければ買おうという心算(つもり)だ。

       
         ロブスターを獲るカゴを積んだ「魚屋」                魚介類価格表

    壁に掛かっている価格表を見ると、ロブスターの小さなものが1LB(ポンド:約450グラム)で7.95カナダドル
   (約700円)だ。われわれが食べたのは2LBくらいあったから、1,400円といったところだ。

    道路をまっすぐ進むと灯台が見えて来た。木は一本もなく、草が生えているだけの厳しい環境だ。板で囲わ
   れた四角い建物は日本で見る灯台のイメージとは少し違うが、頂部にあるガラス張りは同じだ。時間は18時
   近くで、しかも雨が降っていて薄暗いこともあって、灯台には灯(あか)りが点き始めたばかりのようだ。
    私が石好きなことを知っていて、自身も鉱物な好きなTeresaさんが「MH、海辺に石があるから行ってみよう」、
   と誘ってくれた。それにしても、寒い。あねごたちは、車から出てこない。

       
          灯りが付き始めたばかりの灯台                 海岸でTeresaさんと
                               【撮影:Yさん】

    海岸を歩いてみると直径2m前後の大きな岩が水際に並んでいる。これらは、護岸のために人工的に設置
   されたものだろう。海岸に露出しているのは赤茶けた砂岩のようで、それが細かくなった砂がみられるが鉱物は
   なさそうだ。
    カナダ北大西洋側の地図を見ると、この時いたプリンス・エドワード島の北西が「ラブラドル地方」だ。鉱物が
   趣味の人なら「ラブラドライト」を思い浮かべるはずだ。
    この旅でも、フィンランドを訪れたときに、港のマーケットで「ラブラドライト」似の「オーロラライト(スペクトロライト)」
   を売っていたことを紹介したはずだ。
    ”ひょっと”して、あるかと探したが、地質が全く違うようだ。

    ・  北極圏をめぐる地球一周の旅 【フィンランド】
     ( Tour around the World & Arctic Circle 2016 - Finland - )

       
           カナダでミネラル・ウオッチング                     カナダ東海岸地図
               【撮影:Yさん】

    車に戻って港を目指すことにした。前を走るRayさんの車の動きがおかしい。港に行くのなら来た道をまっすぐ
   帰れば良いのだが、そこを外れて何か探しているようだ。上陸地での彼らの行動を何回か聞いているので、
   地元の人が利用するスーパーマーケットを探しているのだろうと推測できた。そのなら、観光地のバカ高い値段
   ではなく、地元生活者のリーズナブルな価格でお土産を手に入れることができるのだ。

    左前方にそれらしい施設が見え、Rayさんが左折した。右側通行で左折は日本の右折と同じで対向車に
   気を配らないといけない。すると、左折したはずのRayさんの車が突然、元の車線、つまり私の前にものすごい
   スピードでバックしてきた。わたしは、クラクションを鳴らして知らせたが間に合わず、大きな音をと衝撃で衝突
   した。
    レンタカー、しかも外国で事故ったらどうすれば良いのだろうか。レンタカー店で意味も良く分からず契約書に
   何か所もサインしたことが悔(く)やまれる。

    少し走って路肩に車を止めて”被害”の状況を確認すると、音や衝撃の割に”傷は浅く”、言われなければ
   解らないくらいの傷跡で、”ホッ”と一安心だ。

    スーパーマーケット”Obey"は、山梨辺りにも最近オープンした郊外型ショッピングモールで、駐車場は1,000台
   近くが駐車できそうな広さだ。
    店内には食料品から日用雑貨品までそろっている。食料品のエリアに行くと、メープルシロップや蜂蜜など
   カナダの名産品がズラリと並んでいる。値段もそれぞれ、7.99カナダドルと4.99ドルと安い!! ガラスビン入り
   なので、重量は気にしなくて良いので、お土産にそれぞれ何本か購入した。

    スーパーを出たのは19時ごろだった。港に戻り、同乗者を降ろし、Rayさんの車を返し、Rayさんを乗せて港近
   くの私が借りたレンタカー店に行った。19時半ごろだったので、店はとうに閉まっていた。
    「どうすれば良いの?」、とRayさんに尋ねると、「鍵の返却箱に鍵をいれれば良い」、とのこと。店の前に”Key
   Retur" というポストのようなものがある。その引き出しを引っ張って、鍵を置き押し込むと地獄落としのように
   鍵は中に落ちて、盗(と)られない仕掛けになっている。
    Rayさんの車が衝突したときに、フロントが”グシャグシャ”になっていたら、こんな簡単に済んだだろうか。

    こうして、帰船リミットの20時ごろ無事に船に戻った。

5. おわりに

 (1) ♪♪ Loveletter from CANADA ♪♪
   2017年5月末、カナダから一通の絵葉書が届いた。♪♪ Loveletter from CANADA ♪♪ なる曲を思い浮かべ
    ”ルンルン”気分で差出人を見ると、カナダ・キャベンデッシュ郵便局の女性局長さんだった。カナダの絵地図が
    描かれ、切手部分には「赤毛のアン」の帽子とおさげ髪を描く特徴ある消印が押してある。

         
                カナダの絵地図               「赤毛のアン」の帽子とおさげ髪の消印
                             ”カナダからの手紙”

   2016年7月「地球一周の旅」から戻り、12月になってクリスマスが近づいたころ、旅でお世話になった人達に
  せめてクリスマスカードでも、と送ったお礼が訪れて1年後の夏に届いた次第だ。

    「地球一周の旅」のHPは、ようやくアメリカ大陸に到着したところだ。これから、パナマ運河を通過し、太平洋
   に出て太平洋を越えれば、日本だ。

 (2) 海外での運転
    この日、朝起きて朝食を摂ったあたりから調子が悪くなり、船室に戻って横になっていた。今になって思うと
   たぶん、海外で車を運転するというストレスが知らず知らずに影響していたのかも知れない。

    古いパスポートを見てみると、最後に海外で車を運転したのは、1997年11月にカナダのバンクーバー経由で
   アメリカテキサス州の海外生産拠点の指導に行った時だから、19年も前のことだった。当時は、50歳になるか
   ならないかで、若かった。
    70歳になって19年ぶりに海外で車を運転したわけだが、感覚はすぐに取り戻すことができ、同乗者に”怖い”
   思いはさせなかったはずだ。

    この先、ハワイでもレンタカーを借りて一人で動き回る計画だが、少し自信(過信ではない)が持てそうだ。

 (3) 日本からの手紙が受け取れる!!
    東京から参加しているAさんが、「日本の息子からの手紙がカナダに届いていた」、と言って見せてくれた。 

    私は海外から日本に絵葉書や手紙を送ることばかり考えていて、寄港地で受取ることには全く気が回らな
   かった。
    「世界一周の旅」にある「留守宅用 日本から船への連絡方法」のリーフを読み直してみると、寄港地で
   手紙を受け取る方法が書いてある。ご丁寧に封筒のあて先の書き方まで書いてある。ほかに、FAXや電話での
   連絡方法も書いてある。

          
       Aさんがカナダで受け取った日本からの手紙           日本から船に手紙の書き方

    実は、2015年の「南極探検」でブエノスアイレスとウシュアイアで受取るように出発前に手紙を送っておいた
   のだが、ウシュアイアのは受取れず、ブエノスアイレスのは奇跡的に受け取ることができただけで、海外、特に
   発展途上国で受け取るのは無理だろうと思っていた。

    ・  古希記念 南極ミネラル・ウオッチング
     2015年 南極探検旅行 【ブエノス・アイレス郵便事情】
     ( Mineral Watching in Antarctica Antarctica Expedition 2015 ,                                   -Postal Situation in Buenos Aires- )

    受け取れると知るとMHの行動は早い。これから先、寄港するのは、ベネズエラ、キュラソー、パナマ、グアテマラ
   そしてハワイだ。1週間後のベネズエラは間に合いそうもないし、キュラソー、パナマ、グアテマラは確実に届くか
   疑問だし、やはりハワイが一番確実そうだ。
    さて、誰に頼むかが問題だった。妻にメールで頼むと、「そんなことまでできません!!」、とお冠だ。しからば、
   英語に興味がある3男の嫁さんにメールで依頼してみた。この結果はいかに。

6. 参考文献

 1) 地球の歩き方編集室編:各国編2013〜15,ダイヤモンドビッグ社,2015年


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