『 今回の旅を通じて、「いかに世界が広く、知らないことが多い」かを痛感した。次なる旅を計画中
だ。 』
2015年の秋も深まったころ、北極圏も巡る『地球一周の船旅』があるのを知り、12月5日に松本市
で開催された説明会に出席した。
2014年にこの会社が企画した船旅への参加者2,337名の内訳は、70%が一人参加で、年齢構成
も100日前後の長期休暇がとりやすい50代以上が半数以上、比較的費用が安いクラスもあるので
10〜20代が1/3を占めている。どうやら、老若の両極端のようだ。
船旅のメリットはつぎのような点にある。
・ 荷物の量をほとんど気にしなくて済む。
飛行機では30kgなど重量制限があり、それを超えると超過料金を請求されるが、
船では1.6m立方のサイズ以下で、持ち運べる重量であれば制限なし。
・ ”時差ボケ”なし。
ジェット機と違い船の動きは地球自転の速度に比べて極めてユックリなので、時差ボケすることが
ない。
・ 豊富なオプショナル・ツアー
寄港地を拠点に出発するオプショナル・ツアーが各港5〜10コース用意されていて、それに申し込
めば、日本か参加する場合の1/2〜1/10の費用で楽しむことができる。目的地近くからの出発
なので”時差ボケ”することもほとんどない。
寄港地では、自由行動も可能なので、” 自主企画ツアー ” を楽しむこともできる。
説明会が終わった段階で参加を申し込み、17万円の早割を受けるため、12月14日には参加費を
全額振り込んだ。
年が明けると、本格的に準備をはじめ、 気が付くと出発の1ケ月前になっていた。
( 2016年3月 報告 )
この先私がどれだけ元気で動けるか、いわゆる”健康寿命”が何歳なのか、知る由もないのだが、海
外旅行でやっておきたいことを次の3ステップで計画した。この裏では、ミネラル・ウオッチングの鉄則、
『遠くの産地を先に訪れる』 を無意識の内に守っていた。
・ 第1ステップ 南極探検
一番遠いミネラル・ウオッチングのフィールド
・ 第2ステップ 世界(地球一周)
「大局着眼」で、世界の現状を自分の目・耳・肌で感じ取る。
・ 第3ステップ 面白かった国・地域を再訪
第2ステップで発見した興味ある国や地域を何回かに分けて再訪する。
【後日談】
郵趣会の先輩・Kさんが2015年の暮れ、2016年の1月にはA先生が相次いで亡くなり、2月には私より
半回りも若い石友が倒れかろうじて命は取り止めるなど暗い知らせが相次いだ。
私もいつ倒れれもおかしくない年齢に差し掛かっていることを改めて思い知らされ、『 やるのは、今 』
との想いを一段と強くした。
横浜を出港して、横浜に戻るまでに寄港する24カ国の情報を一覧表に示す。入港・出港の日時、
入港する当時の日の出・日の入り時刻、この月の平均的な最高・最低気温、申し込んだ旅行社が
企画しているオプショナル・ツアー、そして個人的に計画している『自主企画ツアー』も併記してみた。
寄港地 | 入港日時 | 出港日時 | 日の出 | 日の入 | 気温(℃) | オプショナル・ツアー 赤字:自主企画 | 備 考 | 国 | 港 | 最高 | 最低 | 日本 | (甲府) | - | 4/112(月) 午後 | 5:18 | 18:16 | 21 | 8 | 横浜に前泊 | 日本 | 横浜 | - | 4/12(火) 午後 | 5:11 | 18:12 | 19 | 11 | 「横浜大桟橋」集合10時 | 日本 | 神戸 | - | 4/13(水) 夜 | 5:29 | 18:32 | 19 | 11 | マレーシア | コタキナバル | 4/19(火) 9:00 | 4/19(火) 22:00 | 7:05 | 19:19 | 33 | 24 | シンガポール | シンガポール | 4/22(金) 6:00 | 4/22(金) 23:00 | 6:57 | 19:07 | 32 | 24 | マレーシアの トロピカルフルーツ | スリランカ | コロンボ | 4/27(水) 6:00 | 4/27(水) 22:00 | 5:57 | 18:19 | 33 | 25 | 宝石採掘ツアー | パピラ(ヤシの葉製の紙) | スエズ運河航行 | キプロス | リマソール | 5/10(火) 10:00 | 5/10(火)22:00 | 5:44 | 19:42 | 24 | 16 | D:分断都市・首都ニコシア | 銅(Cu)にちなむ国キプロス | ギリシャ | サントリーニ | 5/12(木) 7:00 | 5/12(木) 19:00 | 6:14 | 20:28 | 22 | 10 | D:火山島クルーズと海中温泉 | ピレウス | 5/13(金) 7:00 | 5/13(金) 23:00 | 27 | 16 | シュリーマンの「古代への情熱」 | イタリア | カタニア | 5/15(日) 9:00 | 5/15(日) 16:00 | 5:48 | 20:25 | 24 | 11 | B:シラクサ観光 | スペイン | モトリル | 5/18(水) 9:00 | 5/18(水) 23:00 | 6:50 | 21:32 | 25 | 9 | D:アルハンブラ宮殿とフラメンコ鑑賞 | ポルトガル | リスボン | 5/20(金) 6:00 | 5/20(金) 16:30 | 6:19 | 20:47 | 21 | 11 | B:リスボン観光とロカ岬 | ヨーロッパ最西端 | フランス | ルアブール | 5/23(月) 7:00 | 5/23(月) 20:00 | 5:57 | 21:38 | 19 | 8 | J:モン・サン・ミシェル | I:モン・サン・ミシェル送迎バスも申し込み | ベルギー | ゼーブルージュ | 5/24(火) 11:00 | 5/24(火) 21:00 | 5:56 | 21:38 | 16 | 8 | G:ブルージュ往復 | ドイツ | ハンブルク | 5/26(木) 6:00 | 5/26(木) 23:00 | 4:52 | 21:14 | 18 | 7 | スウェーデン | ヨーテボリ | 5/28(土) 6:00 | 5/28(土) 19:00 | 3:46 | 21:45 | 16 | 6 | ロシア | サンクトペテルブルグ | 5/31(火) 7:00 | 5/31(火) 20:00 | 3:49 | 21:05 | 14 | 5 | 鉱山大学とメンデレーエフ博物館 | 個人行動はビザ取得要 | フィンランド | ヘルシンキ | 6/1(水) 11:00 | 6/1(水) 18:00 | 4:06 | 22:31 | 16 | 11 | ガドリン | デンマーク | コペンハーゲン | 6/3(金) 8:00 | 6/3(金) 20:00 | 4:30 | 21:46 | 19 | 10 | ステンセン(ステノ) | ノルウェー | ベルゲン | 6/5(日) 7:00 | 6/5(日) 23:00 | 3:59 | 22:32 | 16 | 7 | F:フィヨルド列車とフェリー | ソグネフィヨルドとネーロイフィヨルド遊覧 | アイスランド | レイキャビック | 6/9(木) 6:00 | 6/9(木) 22:00 | 2:59 | 23:55 | 12 | 7 | A:ゴールデンサークル観光 | シングベルト国立公園の大地溝帯「ギャオ」 →ゲーシール間欠泉 →グトルフォス滝 |
北極圏航行 | カナダ | シャーロットタウン | 6/15(水) 10:00 | 6/15(水) 19:00 | 5:32 | 21:03 | 20 | 10 | 花子とアン (レンタカー) | ベネズエラ | ラグアイア | 6/22(水) 7:00 | 6/23(木) 22:00 | 5:32 | 18:26 | 32 | 25 | キュラソー | ウイレムスタード | 6/24(金) 10:00 | 6/24(金) 22:00 | 5:45 | 18:39 | 33 | 23 | 蘭領 | パナマ | クリストバル | 6/27(月) 11:00 | 6/28(火) 4:00 | 6:01 | 18:41 | 32 | 24 | K:マチュピチュ遺跡とクスコ観光 | 午後本船を離れ、リマ(ペルー)へ | ペルー | リマ | 6/27(月)深夜 | 7/1(金) 朝 | 6:27 | 17:55 | 32 | 24 | マチュピチュ遺跡とクスコ観光 | パナマ運河航行 | グアテマラ | プエルトケツアル | 7/1(金) 7:00 | 7/2(土) 20:00 | 5:36 | 18:35 | 31 | 24 | ガテマラとアンティグア市内観光後 午後本船に合流 |
アメリカ | ホノルル(ハワイ) | 7/13(水) 7:00 | 7/14(木) 22:00 | 5:58 | 19:16 | 31 | 23 | ハワイ島のオリビン (レンタカー) | 日本 | 横浜 | 7/26(火) 朝 | 4:43 | 18:50 | 30 | 23 |
この一覧表にある項目別の数値を眺めてみたり、国別に比較してみると面白いことがわかってくる。
・ 停泊時間
寄港地に入港してから出港するまでの停泊時間はベネズエラとハワイを除いてすべて24時間
以内だ。しかも、入出港は土日の休日を避けた平日が圧倒的に多い。朝に寄港して夕方から
夜には出港するという慌ただしさだ。
たぶん、休日や早朝あるいは深夜の入出港では水先案内料など割り増し料金が必要になっ
たりするのを回避するためなのだろう。
・ 日の出・日の入り
季節が初夏から盛夏ということもあって、高緯度の寄港地になるにしたがって日の出の時間が
早くなり日の入りの時間が遅くなる。つまり、昼間の時間が長くなるのだ。
アイスランドのレイキャビックでは、午前3時に陽が昇り、陽が沈むのは、午後12時だから21時間
太陽が出ていることになり、いわゆる”白夜”に近い状態で今から楽しみだ。
・ 最高・最低気温
高緯度地点でも最低気温は甲府を出るときの気温と同じくらいだし、赤道近くの最高気温は
真夏の甲府の気温34、35℃と同じか低いくらいなのでそれほど苦にならないはずだ。
・ オプショナル・ツアー
奈良の石友・Yさんから電話をいただき、地球一周の旅の話になった。Yさんは「オプショナル・
ツアーを盛りだくさんにしたほうが良い」、とアドバイスしてくれた。そんなこともあって、10のオプショ
ナル・ツアーに申し込んでおいた。日帰りだと1〜3万円くらいなのだが、5泊6日の「マチュピチュ遺
跡とクスコ観光」は一ケタ以上高いのは仕方ないだろう。
フランスの「モン・サン・ミシェル」は人気が高く、120名の募集が満席で”キャンセル待ち”状態だ。
増便も検討されているようだが、最悪の場合を考え、「往復送迎バス」をキープしておいた。
・ 自主企画ツアー
ミネラル・ウオッチングや切手収集などの私の趣味にピッタリのオプショナル・ツアーは用意されて
いないから、自分で企画するしかない。
この時に注意しなければならない点がいくつかある。
1) 有効に活動できる時間
入港したらすぐ下船して街中に行けるわけではなく、入国審査で1〜1.5時間、出国手
続きで同じくらいの時間を見込んでおく必要があり、有効に活動できる時間は【出港時刻
-入港時刻】からさらに2〜3時間差し引いた時間になってしまう。フィンランドのヘルシンキの
場合、【18:00-11:00】-( 2〜3 ) = 5 〜 4 時間しかないことになる。
フィンランドのタンペレにある「鉱物博物館」に行けば、「ガドリン石」の名前の由来になった
フィンランドの鉱物学者・ガドリンについて調べられるかも知れないのだが、急行列車でも
往復3時間かかるとなると、端(はな)から諦めざるを得ない。
デンマークでも「面角一定の法則」で有名なステノを記念した「ステノ博物館」がオーフス
にあるのだが、ここまでコペンハーゲンから特急でも往復6時間近くかかり、9時間の持ち時
間で行くのは無謀だろう。
2) ビザが必要な国
ロシアのサンクトペテルブルクでは、「国立鉱山大学の鉱物標本」と「メンデレーエフ博物
館」でメンデレーエフの息子・ウラジミールとの間に娘をもうけた日本人女性・おフジの手紙
を見たいと思っている。
オプショナル・ツアーの団体で「エルミタージュ美術館」に行くのにはビザは不要だが、個人
で上記の2か所を訪れようとするとビザが必要になるらしい。12月から手配しているのだが、
集発1ケ月前だというのにいつ下りるのかがハッキリしない状況だ。
3) 予約は自分で
お膳立てが整ったツアーでないから、すべて自分で調べ、飛行機からレンターカーに至る
まで全て一人で予約しなければならない。
インターネットのありがたさで、居ながらにして予約ができる時代なのだ。申し込みと同時
にクレジットカードでの支払いを要求されるものもあり、若干の不安を感じるのも事実だ。
こうして、自分で企画したツアーの主なものは次の通りだ。
・ マレーシアのトロピカルフルーツ
・ スリランカの宝石採掘とパピラ(ヤシの葉製の紙)探し
・ ギリシャ シュリーマンの「古代への情熱」
・ ロシア鉱山大学とメンデレーエフ博物館
・ フィンランドにガドリンの足跡を訪ねて
・ デンマークにステンセン(ステノ)の足跡を訪ねて
・ カナダ・プリンスエドワード島「花子とアン」
・ ハワイ島のオリビン観察
当初の案内では、エジプトのポートサイドに寄港するので、ピラミッド観光を楽しみにしていたのだが
急きょキプロスに変更になった。アラブの春の先駆けとなったエジプトは政情が不安定で失業率も高く
治安も悪く安全上不安があるからだろう。
これからも、国際情勢の影響で突然寄港地が変更になることも覚悟しておかないといけないかも知
れない。
オーバーランドツアー(OT)の期間を除き寝起きする船は「オーシャン・ドリーム号」だ。南極に行った
時の船が「オーシャン・ダイヤモンド号」だったから、どちらも略称は ” OD ” だ。
2つの船の諸元を比較してみると、35,000トン余あり、トン数で4倍強、乗客定員1,400名余で8倍
近い大きな船だ。もちろん、横揺れを防止するフィンスタビライザーも装備している。船酔いの心配は
しなくてもよさそうだ。
船名 | オーシャン・ドリーム | オーシャン・ダイヤモンド | 総トン数(トン) | 35,265 | 8,282 | 全長(メートル) | 205 | 124 | 全幅(メートル) | 26.5 | 16 | 喫水(メートル) | 7.5 | - | 乗客定員(名) | 1,422 | 189 | フィンスタビライザー | 有 | 有 | 耐氷性能 | なし | 有 | 備考 | 地球一周で乗船 | 南極探検で乗船 |
(1) 体調管理
生身の人間のこと、本人だけでなく、親族に何があるかわからない。キャンセルした場合、旅行
開始前々日までなら50%が戻ってくるが、それでも○○○万円がフイになる。
例年私は1月中旬に風邪を引くことが多かった。2014年1月は、咳が止まらず、「肺炎」と診断され、
抗生物質のお世話になり、東京の鉱物同志会の新年会を欠席したほどだった。
2014年の夏、MH農園のトマトは大豊作で、毎食といって良いほど小鉢一杯のトマトを食べ続けた。
トマトが豊富に含むリコピンの抗酸化作用は風邪などの病気に対する予防効果があるとされ、そ
のお蔭か、この年の冬は風邪を引かずに済み、南極探検旅行にも無事参加できた。
これに味を占め、2015年も大豊作だった「MH農園」のトマトを食べ続け、冬になってからも「農産
物販直売所」で地元産のトマトを買って食べ続けた。
そのお蔭で、この冬も風邪ひとつひかずに済み、地球一周の旅にでかけられそうだ。
健康面で気になると言えば、ブラジルなど中南米で流行っていて日本でも何人か感染者が出て
いる『ジカ熱』だ。妊婦が感染すると深刻な影響があるようだが、じーじには関係なさそうだ。
(2) パスポート・運転免許証関係
海外に行くのだからパスポートが必要だ。パスポートの有効期限がまだ7年近くあるので更新不要
だった。2015年の南極探検旅行で、テロ対策が一段と厳しくなったアメリカを経由するので、事前
に米国ESTA (Electronic System of Travel Authorization:電子渡航認証システム、別名 ビザ
免除プログラム) を申請することが義務付けられ、しかも有料になっていた。
今回もハワイに寄港するので認証し直す必要があるのか調べてみると認証は2年間有効とのことで
”Approved(認証済)”のコピーを旅行会社に送るだけで済んだ。
【後日談】
2016年2月26日になって、ESTAの改訂があり、2011年3月1日以降にリビア、ソマリア、イエメンに
渡航歴がある旅行者に対してビザ取得が義務づけられた、と旅行会社から連絡があったが、幸い
対象外だ。
自主企画ツアーでは、”足”の確保が欠かせない。先進国と思われているカナダやアメリカの特に
地方の公共交通機関は充実していないのでレンターカーの活用を考えざるを得ない。
1983年に初めての海外出張でアメリカに行ったときには、車を運転することもあるかと思い国際
免許証をとって行ったが実際には使わなかった。20年ほど前、アメリカに出張した時はレンタカーを
自分で運転して通勤していたがこのときも国際免許を持参していた。
今回の地球一周の旅で、カナダでレンタカーを借りたり運転するには日本の免許証と国際免許
証の両方が必要と言われ、写真、パスポート、国内免許証を持って車で20分ほどの免許センター
に行って申請すると、30分ほどで簡単に交付してくれた。有効期間は1年間だ。
国際運転免許証のスタイルは40年近く昔と変わっていなくて、妻に見せると「ダサイわね」と一笑
された。
(3) 外貨準備
今回の旅では24カ国を訪れる予定だ。ヨーロッパ圏では統一通貨”ユーロ”の国が多いのだが、
それでもかたくなに自国通貨を守っている国も多い。その結果、旅の間に18種類の通貨を使い
分けることになり、現地での両替で誤魔化されないようにレートをすべて記憶しておくのは不可能だ。
そこで、国別に通貨単位、為替レートそして絵葉書などを送るのに知っておくと便利な日本まで
の国際航空郵便料金などを一覧表にして準備した。
寄 港 地 | 通 貨 | 郵便料金 (現地通貨) | 郵便料金 (邦貨) | 備 考 | 国 | 港 | 単 位 | レート (3月) | 絵葉書 | 封書20g | 絵葉書 | 封書20g | 日本 | (甲府) | 52 | 82 | 横浜に前泊 | 日本 | 横浜 | 52 | 82 | 「横浜浜大桟橋」集合10時 | 日本 | 神戸 | 52 | 82 | マレーシア | コタキナバル | マレーシア・リンギッド | 28 | RM0.5 | RM0.5 | 14 | 14 | シンガポール | シンガポール | シンガポール・ドル | 82 | C70 | C70 | 57 | 57 | スリランカ | コロンボ | スリランカ・ルピー | 0.8 | Rs20 | Rs45 | 16 | 36 | 〜10g 青ポスト国際、赤国内でも可 |
スエズ運河航行 | キプロス | リマソール | ユーロ | 125 | E0.77 | E0.77 | 96 | 96 | 7:30〜13:00 | ギリシャ | サントリーニ | E0.80 | E0.80 | 100 | 100 | 7:30〜14:00 | ピレウス | E0.80 | E0.80 | 100 | 100 | 7:30〜14:00 | イタリア | カタニア | E2.00 | E2.00 | 250 | 250 | スペイン | モトリル | E0.80 | E0.80 | 100 | 100 | ポルトガル | リスボン | E0.80 | E0.80 | 100 | 100 | 8:00〜12:30 14:00〜17:00 赤ポスト 普通 |
フランス | ルアブール | E0.89 | E0.89 | 111 | 111 | ベルギー | ゼーブルージュ | E1.39 | E1.39 | 174 | 174 | ドイツ | ハンブルク | E0.75 | E1.50 | 94 | 188 | 〜50g | スウェーデン | ヨーテボリ | スウェーデン・クローネ | 14 | 12 SEK | 12 SEK | 168 | 168 | ロシア | サンクトペテルブルグ | ロシア・ルーブル | 1.8 | 30.68P | 30.68P | 55 | 55 | フィンランド | ヘルシンキ | ユーロ | 125 | E0.95 | E0.95 | 119 | 119 | 中央局8:00〜21:00 土日もオープン |
デンマーク | コペンハーゲン | デンマーク・クローネ | 17 | 16 DDK | 16 DDK | 272 | 272 | 中央駅局 8:00〜22:00 郵便局だと14.5 DDK |
ノルウェー | ベルゲン | ノルウェー・クローネ | 14 | 16 NOK | 16 NOK | 224 | 224 | 9:00〜18:00 土10:00〜15:00 | ソグネフィヨルドとネーロイフィヨルド遊覧 | アイスランド | レイキャビック | アイスランド・クローネ | 0.88 | 65Kr | 65Kr | 57 | 57 | 本局8:30〜16:30 | 北極圏航行 | カナダ | シャーロットタウン | カナダ・ドル | 86 | $2.50 | $2.50 | 215 | 215 | ベネズエラ | ラグアイア | ボリーバル・フェルテ (ボリビアーノ) | 18 | BsF5 | BsF20 | 90 | 360 | 〜30g 闇レートUS1$=BsF35〜50 |
キュラソー | ウイレムスタード | アンテル・ギルダーズ | 66 | X | X | X | X | パナマ | クリストバル | バルボア(米ドル) | 113 | US$0.45 | US$0.70 | 79 | 79 | ペルー | リマ | ペルー・ヌエボ・ソル | 33 | s/.11 | s/.11 | 363 | 363 | パナマ運河航行 | グアテマラ | プエルトケツアル | ケツアル | 15 | Q8 | Q8 | 120 | 120 | アメリカ | ホノルル(ハワイ) | 米ドル | 113 | $1.15 | $1.15 | 130 | 130 | 日本 | 横浜 | 52 | 82 |
この表を眺めているとこれから訪れる国の物価、国民性などが垣間見えて面白い。何よりも、
「こんな通貨があったの!!」、という驚きも大きく、初めて訪れる国への興味が一段と深まる。
・ 円高、デフレ大歓迎
『アホノミクス』と揶揄される政府の経済政策で、”円安”が進み、儲かっているのは自動車
など輸出関連の大企業だけで、国民の大多数を占める中小企業で働く人や家族は輸入
物価の高騰で生活が苦しくなりこそすれ楽にはなっていない。国民の80%が経済対策がうま
くいっていないと感じているのだから、冒頭のように形容される訳だ。
2015年の南極探検旅行の時も、少し円高に動き、原油も安く、燃油サーチャージ料が1万
円近く戻ってきてその分お土産が余分に買えた。
2016年が明けて、2月になって”円高”傾向になってきた。これからも続くと思われるので、外
貨は少なく、日本円を持っていく作戦だ。(カードを使える国がほとんどだし)
・ 物価が安いのは、マレーシアとスリランカ
日本まで絵葉書を航空便で送ってもマレーシアは14円、スリランカも15円と、日本の国内葉書
料金の1/3以下だ。それだけ、物価が安いということで、買い物をするならこういう国が一番だ。
逆に高いのはイタリア、北欧、カナダ、ペルーあたりで、経済破綻しかかっている国や福祉
国家の公共料金は高いようだ。ただ、アイスランドは輸入に頼っているので物価は高いはずだ
が政策的に郵便料金は引き下げているのだろう。
・ 葉書料金と封書料金の関係
葉書料金と封書料金の関係を調べてみると国によって2通りに分けられる。圧倒的に多いの
が両者同じで、少なくても24カ国中19カ国(約80%)を占めている。日本のように両者が違う
料金なのはスリランカ、ドイツ、ベネズエラ、パナマなど少数派だ。
ドイツの封書料金は葉書の2倍で、キッチリ規格通りが好きな国民性を感じさせる。実は永
い間、日本もドイツと同じ料金体系だったのをご存知だろうか。
明治6年(1873年)12月1日に発行されたとき、葉書は市内半銭、市外1銭に対し、封書は
市内1銭、市外2銭だった。この関係は、葉書料金が一挙に2倍の20円になった昭和51年(19
76年)1月25日まで、103年間続いていた。
・ キュラソーの郵便料金??
為替レートはインターネット、郵便料金は「地球の歩き方」で調べたのだが、キュラソーの
郵便料金だけは判らなかったので ” X ” としてある。これは、現地へ行ってのお楽しみだが、
隣国ベネズエラの料金を見ると高そうな気がする。
(4) ミネラル・ウオッチングの準備
地球一周の旅の目的の一つは世界各地でのミネラル・ウオッチングだ。ブラジルの水晶鉱山や
マダガスカル島と並んで、一度は訪れてみたい産地がスリランカ(旧セイロン島)の宝石採掘場だ。
インターネットで知り合った現地のSさんにメールしたところ、「MHのHPを見て、鉱物に対する愛情
を感じ、私の採掘場で自由に採集してください」との申し出をいただいた。
コロンボから宝石産地のラトゥナプラまでバスで3時間ほどかかるのだが、25年ほど昔、タイ・ボウ
プロイのサファイア産地に一人で行ったことを思えば英語が通じるスリランカなら何とかなるだろう。
船内で自主企画講座「スリランカで宝石採掘!!」を開催し、参加者を募集し、人数が集ま
ればSさんが車で送迎してくれることにもなっている。
このほか、キプロスの銅鉱山、ギリシャ・トリニート島の火山噴気孔、アイスランドの地球の割れ目
”ギャオ”、そしてハワイ島の”オリビン”などミネラル・ウオッチングのチャンスがあるかも知れないと思い、
次のような用品を準備した。
・ ハンマー
・ タガネ
・ パンニング皿【大中2ケ】
・ ルーペ【失くした時の予備1ケ】
・ ピンセット【細かい標本採集用】
・ クリノメーター
・ タッパーウエアと脱脂綿【壊れやすい標本収納用】
・ チャック付きビニール袋と油性ペン
・ ゴム草履と作業ズボン【スリランカでの宝石採掘用】
・ フィールド・ノートと標本ラベル【記録用】
ハンマーとタガネは使わなくても、『武士の大小』のようなものだ。
ハンマーは、Estwing(エスチング)社のものを持って行くことも考えたが、帰りは捨ててくる心算で、
ホームセンターで買ったハンマーにした。
(5) 「郵趣」の準備
カナダ・プリンスエドワード島のグリーンゲイブルには、「赤毛のアン」ゆかりの小さな郵便局があり、
切手や絵葉書を売っていて、ここで投函した郵便物にはここだけの記念印を押してくれるという。
オプショナル・ツアーでグリーンゲーブルを訪れるコースもあるのだが、団体行動ではこの郵便局に
立ち寄る時間はなさそうなので、レンタカーを借りて個人で訪れることにした。
これも、船内の自主企画講座「花子とアンを訪ねて」を開催し、同行者を募れば、安上がりに
なりそうだ。
このほか大都市の中央郵便局ではその国で発行された切手を売っているので、鉱物関連などの
切手を貼って孫娘や親しい友人に送ろうと計画・準備した。
・ 地球一周記念カバーのデザイン
地球一周の船旅を記念するカバー(封書や絵葉書)を作成する計画を立てた。そのデザ
イン(エンブレムというと悪夢が蘇るか)のキーワード(コンセプト)は次のようなものだ。
1) 昨年の南極に続き、今回は北極圏をめぐる
2) 地球一周の予定のコースを描いた地図
北極圏と南極圏を表示
3) 出発日と帰国日
4) 私のハンドル・ネーム ” Mineralhunters ”
こうして、記念カバーのデザインが決まった。
・ 記念カバーと住所の印刷
過去に仕事で海外に出張したときにはビジネスを使わせてくれたので、機内持ち込みの重量
制限を気にせずに済み、多いときはPCを2台持参したこともあった。
「船旅のメリット」にも書いたように、重量制限を気にする必要がないのと、106日間に撮
影する画像(静止画+ムービー)データだけでも膨大になることが予想され、それらをカード
に保管したのでは100枚ものカードが必要になり現実的でない。そこで、パソコンと外付け
HD(ハードディスク)は持参することにした。
悩んでいるのは、プリンターをどうするかだ。船旅なので航海中は基本的に暇だから、この
間にHPを作成しようとするとスキャナーが欲しくなる。デジカメで代用できないこともないのだが、カメラ
は焦点距離が短いから四角いものが歪んでしまい具合が悪いのだ。
船の中にプリントサービスはあるのだが、スキャナー機能も使えるかがポイントで、それ次第
でプリンターを持参するかどうか決めようと思う。
プリンターを持参しないことを前提に、南極探検の時と同じように、あらかじめ、封筒に記
念カバーを印刷して持参することにした。世界各地で、孫娘はじめ親しい友人に送る絵葉
書用に封筒サイズの用紙にデザイン画を印刷しておくことにした。
寄港地での滞在時間は短く、絵葉書を買って住所を手書きする時間がもったいないし、
慌てて書くとヘタな字がますます読みにくくなること間違いないので、今回も住所録からEXCEL
に落として、A4サイズの用紙に印刷して持参することにした。
数えてみると、50通あまり出すことになった。
・ 記念カバーや絵葉書に貼る切手の入手
記念カバーを出すのは、「昇仙峡局」、「甲府中央局」、「横浜港局(往・復)」、「神戸
ポート局」、停泊する港(24か所)、そしてペルー(リマ、クスコ、マチュピチュ)、合わせて30局
余りを予定している。
それぞれの封筒には、できれば地球一周やその国の鉱物や関連する人物切手を貼りた
いと思う。これらの切手を現地に着いてから探しても見つからないだろうから、事前にインター
ネットで購入している最中だ。
それでも手に入りにくい切手があるので、東京に立ち寄って書い足していくことも検討中だ。
甲府で投函する郵便物には、1951年発行の「観光地切手・昇仙峡」、横浜港では
1958年発行の「日本開港100年記念」という具合だ。
寄港地についてすぐに郵便切手や絵葉書を買えるとも限らないし、記念カバーに貼るの
に相応しいデザインの切手を手に入れるのは僥倖(ぎょうこう)を待つに等しい。
そこで、寄港する国が発行した鉱物やコインなど趣味に関連するデザインの切手や絵葉
書があればできるだけ手に入れるようにしている。
このとき、現地ならば額面で買えるものが、日本で買うと額面の3倍〜5倍になってしまう
ことだ。もう一つは、ユーロ圏の発行年が古い切手は、デザインは記念カバーにピッタリなの
だが、貨幣単位が変わってしまったので使えない可能性が高いことだ。
・ 滞在するホテルの自分宛に書状やハガキを送る
今回の旅でホテルに泊まるのは、オプショナル・ツアーでマチュピチュに行くときだけだ。しか
し、宿泊するホテルの住所どころか名前すらわからないから、あらかじめ送っておいて受け取
ることはできない。
それに、ホテル宛に送っておいても無事に受け取れると限らないのは南極探検のアルゼ
ンチンのホテルで実証済だ。
郵趣の分野では、自分宛の手紙を受け取るのに『局留め』という方法がある。2106年正
月、訪問予定国の郵便事情をリサーチする意味で、シンガポール、スリランカ、パナマの中
央郵便局に自分宛ての局留め郵便を送っておいた。このシステムは、局に郵便物が到着
して2週間だったかの保管期限が過ぎると、差出人に差し戻される仕組みになっている。
その結果は、予想通りというべきか戻ってきたのはシンガポールだけで、スリランカとパナマ
は”梨(無し)の礫(つぶて)”だった。
シンガポールから戻った年賀葉書には差し戻し理由を書いた紙が”ベッタリ”と貼りつけら
れ、せっかく貼った年賀状用加貼切手や甲府局の消印が見えない状態で、郵趣品として
は全く価値の乏しいものになってしまっていた。
こんな理由で、地球一周の旅ではホテル宛や局留め郵便は出さないことにした。
(6) 写真・ビデオ撮影の準備
旅の様子を家族や友人に伝えたり、自分自身の想い出作りのためには、カメラは欠かせない。
最近では、携帯やスマホのカメラの解像度も良くなり、カメラを持たない人も増えているらしい。
南極探検旅行にはコンパクトデジタルカメラ2台とデジタルビデオカメラ1台を持参したが、ビデオカ
メラは不調で、途中からデジカメでビデオ撮影して十分間に合った。
今回は南極探検旅行の時のように、雪や雨に打たれながら揺れる上陸用ボートの上から撮影
するような過酷な条件で使うことは少なく、モン・サン・ミシェル観光など、美しい風景写真を撮る
ことに主眼が移っている。そうなると本格的な一眼レフが欲しくなり、現在物色中だ。
撮影したその日のうちに船に戻りPCと外付けHDにデータを格納する予定なので、画像記録カード
は5泊6日のマチュピチュ観光に必要な量を最大と考えればよい。
15日間の南極探検旅行では、56GB で足りたから、20GB+α も準備しておけば大丈夫だろう。
カメラを使うための三脚、予備のバッテリー各2〜3ケ、そして充電器を3種類持参した。船の電
圧は220Vだと聞いているので、充電器が問題なく対応できることは確認できている。しかしコンセン
トの口金が日本と違うので1ケ200円ほどのC型変換プラグを予備を含め2ケ、同時に複数充電する
ため、三叉コンセントと延長コードも持参することにした。
オプショナル・ツアーで訪れるペルーは基本的にはC型変換プラグで間に合いそうだが、グアテマラ
はA型なので買って置く予定だ。
(7) スーツケース、バッグ類
今回の船旅では事実上重量・個数制限がないに等しい。しかも事前に船まで宅配便で荷物を
送っておくことも可能だ。
そこで、南極探検旅行用に買ったスーツケースと20年近い昔、アメリカ出張のときに現地で買っ
た”ゴロゴロ”をマチュピチュへの旅行用に持参することにした。
船外で活動するためのディバッグは、南極でのクルージングや上陸するときにも役立ったものを
今回も持参する予定だ。
(8) 服装
事前に調べた寄港地の最高・最低気温は日本の春から夏とほとんど同じだ。服装もそれに合
わせればよいので南極探検旅行の時ほど頭を悩ますことはない。
【後日談】
と、安易に考えていた。出発まで1ケ月を切った今日、旅行社からとどいた「ご出発に際して」と
いうリーフについていた『マチュピチュ遺跡とクスコ観光』のオプショナル・ツアー参加者への注意書き
にこの地域の最高・最低気温が書いてあり、これを見て”びっくり・ポン”だ。
訪問順 | 国 | 都市 | 気温(℃) | 備 考 | 最高 | 最低 | 1 | パナマ | クリストバル | 32 | 24 | 標高0m | 2 | ペルー | リマ | 19 | 15 | 標高0m | 3 | クスコ | 20 | 2 | 標高3,400m | 4 | ウルバンバ | 20 | 2 | 標高2,800m | 5 | マチュピチュ | 19 | 1 | 標高2,000m | 6 | リマ | 19 | 15 | 標高0m | 7 | グアテマラ | グアテマルシティ | 26 | 16 | 標高1,500m | 8 | プエルトケツアル | 31 | 24 | 標高0m |
6月のペルーのクスコやマチュピチュの最低気温は1、2℃と南極よりも寒いくらいなのだ。これは、
標高が高いということが原因なのだ。クスコの標高は富士山の8合5勺に近い3,400mで、わが家か
ら見ると6月でも雪に覆われている事が多い場所だと思い至った。
したがって、服装も厚手のシャツを追加した。
【閑話休題】
ただ問題なのは、月に2〜3回開催されるディナーやパーティには盛装が指定されている。それに
対応するため、一応スーツとネクタイ、革靴を準備した。
それと、赤道を越えるときには『赤道祭』のようなイベントが開かれるようなので、”浴衣(ゆかた)”
と羽織を持参することにした。羽織の裏地は正絹で日本のシンボル・富士山を描いたもので、昔の
町衆の粋をあらわしたものだ。
公式な行事以外の船内や船外ではカジュアルな服装で済むのは南極探検旅行と同じで、上
は暑ければTシャツ、肌寒ければ薄手か厚手の長袖シャツで下はパンツで済ますつもりだ。
スリランカでのミネラル・ウオッチングはドロ水の中でパンニングするので、汚れても良い作業ズボン
とゴム草履を準備する予定だ。
ギリシャ・サントリーニ島の『海中温泉』での水浴や船内ではプールやジャグジーに入るため、今
回も水着を持参することになる。
こうして、地球一周の旅の準備は着々と進んでいる。
区分 | 品名 | 推奨数量 | 必要性 (MHの主観) | 備 考 | 貴重品 | パスポート | 1 | ◎ | ビザ | 1 | ◎ | ロシア個人行動に必須 | 日本国運転免許証 | 1 | ◎ | レンタカー運転用 | 国際運転免許証 | 1 | ◎ | レンタカー運転用 | クレジットカード | 1 | ◎ | 米ドル | ドル | ◎ | 日本円 | 円 | ◎ | ユーロ | ユーロ | ◎ | 海外旅行保険証 | 1 | ○ | ビザ取得に必須のため ロシア滞在1日分のみ加入 |
健康を守るため | 葛根湯 | 1 | ○ | 風邪薬 | ムヒ | 1 | ◎ | 虫刺され | ニベア | 1 | ◎ | 保湿クリーム | バンドエイド | 1 | ◎ | 切り傷 | 鉄亜鈴 | 1式 | ◎ | 船内ウオーキング用 | 衣類 | Tシャツ | 3 | ◎ | 長袖シャツ | 4 | ◎ | 薄手、厚手各2 マチュピチュの朝は |
ウインドブレーカー | 1 | ◎ | 風雨の強いデッキで着用 | スーツ一式 | 1 | ◎ | パーティとディナー用 | アロハシャツ | 1 | ○ | パーティとディナー用 | 浴衣 | 1式 | ◎ | パーティとディナー用 | 羽織+紐 | 1 | ○ | パーティとディナー用 | 長ズボン | 3 | ◎ | 半ズボン | 1 | ◎ | 靴下 | 5 | ◎ | 薄手3、厚手2 | 下着 | 3組 | ◎ | 化繊のもので可 | パジャマ | 1 | ◎ | 薄手のもの(洗濯容易) | 帽子 | 2 | ◎ | つば付 | サングラス | 1 | ○ | 100均 | 水着 | 1 | ◎ | 海中温泉 | レインコート | 1 | ◎ | 100均 | 折りたたみ傘 | 1 | ◎ | 履物 | スニーカー | 1 | ◎ | サンダル | 1 | ◎ | 船内履き | パーティ用靴 | 1 | ◎ | 洗面用具 | 歯ブラシ | 2 | ◎ | 予備含む | 歯磨き粉 | 1 | ◎ | 船内用 | 外泊用の携帯洗面道具 | 1式 | ◎ | オプショナルツアー外泊用 | 整髪料 | 1 | ◎ | 小瓶に詰め替え | 櫛 | 1 | ◎ | 日用品 | 腕時計 | 1 | ◎ | 眼鏡 | 2 | ◎ | 予備1 | 目覚まし時計 | 1 | ○ | 温度・湿度計つき | 爪切り | 1 | ◎ | 耳かき | 1 | ◎ | ハンカチ | 1 | △ | ポケットティッシュ | 15 | ◎ | トイレット・ペーパー | 1 | ◎ | マチュピチュはトイレ事情が悪く 持参するようにとの案内があった。 船のを借用(失敬?)予定 |
電卓 | 1 | ◎ | 両替用 | 名刺 | 100 | ◎ | 自己紹介用 | ボールペン | 5 | ◎ | 黒4、赤1 | 油性ペン | 2 | ◎ | 黒、赤 | 日記帳 | 1 | ◎ | メモ帳 | 5 | ◎ | フィールドノート用 | 文房具 | 1式 | ◎ | カッター、マット、のり、ハサミ ホチキス |
スポーツタオル | 2 | ◎ | タオル1、手ぬぐい1 | エコバック | 2 | ◎ | 買い物用 | ワインオープナー | 1 | ◎ | 十徳ナイフ | 水筒 | 1 | ◎ | 鉱山病、でなくて高山病予防 温冷両用 |
電化製品 | 変換プラグ | 2 | ◎ | 予備1 | デジカメ(コンパクト) | 2 | ◎ | GPS、望遠機能付き各1 | デジカメ(一眼レフ) | 1 | ○ | メモリーカード | 7 | ◎ | 4GB×2、8GB×2 | パソコン | 1 | ◎ | 外付けHD | 1 | ◎ | 1TB | カードアダプター | 1 | ◎ | PC←→メモリーカード | 充電器 | 3 | ◎ | カメラ用電池の型式別に各1ケ | 予備のバッテリー | 6 | ◎ | 同一型式2ケ以上 | あると便利 | 物干し紐 | 1 | ◎ | 風呂敷 | 2 | ◎ | プライベートカーテンの代用 | 洗濯バサミ | 5 | ◎ | 使い捨てハンガー | 3 | ◎ | 洗濯用 | ミネラル・ウオッチング | ハンマー | 1 | ◎ | タガネ | 1 | ◎ | パンニング皿 | 2 | ◎ | 大、中 | ルーペ | 2 | ◎ | 予備1 | クリノメーター | 1 | ◎ | タッパーウエア | 5 | ◎ | パンニング採集品入れ 中、小 |
脱脂綿 | 100g | ◎ | 採集品のクッション材 | チャック付きビニール袋 | 各10 | ◎ | 大中小 | ゴム草履 | 1 | ◎ | スリランカ鉱物採集 | 作業ズボン | 1 | ◎ | スリランカ鉱物採集 | 郵趣品 | ストックリーフ | 20 | ◎ | 持参・購入切手収納用 | 各国切手 | 各国分 | ◎ | 1ケ国2通分以上 | FDC | 各国分 | ◎ | 1ケ国2通分以上 | ピンセット | 1 | ◎ | 印刷済封筒 | 50 | ◎ | 宛名ラベル | 50 | ◎ | 石友、収友、親族 | 書籍類 | クルーズガイドブック | 1 | ◎ | オプショナルツアーの案内 | 1 | ◎ | オプショナルツアー参加者 | 愛読書 | 若干 | ◎ | 万葉集、 | 嗜好品 | ワイン | 3 | ◎ | 山梨県産 | ミネラルウオーター | 10リットル | ◎ | 山梨県産 | 旅行カバン類 | スーツケース | 1 | ◎ | 旅行バッグ | 1 | ◎ | 外泊オプショナルツアー | ディバッグ | 1 | ◎ | 寄港地用 両手が自由になるように |
2016年2月11日の読売新聞に、『「爆買い」だけじゃ物足りない? 春節「日本体験」が人気』
という記事が掲載された。
日本を訪れる中国人観光客の関心が、「爆買い」から、温泉や美容、和服の着付けといった
日本ならではの体験に広がっているようだ。
亡くなった収集友の家族が、「段ボールで100箱以上の収集品を遺され、困惑している」との声を
聞き、「モノ」も考え物だと思うようになった。
2015年ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村先生の言葉は見習うのに値すると思う。
『 金(モノ)を遺すのは下
仕事(業績)を残すのは中(普通)
人を残す(人材を育成する)のは上 』