湯之奥金山博物館 - 2019年砂金掘り大会 -














              湯之奥金山博物館
            - 2019年砂金掘り大会 -
 

               ( THE Yu-No-Oku MUSEUM OF GOLD MINING HISTORY
                GOLD PANNNING CHAMPIONSHIP SUMMER 2019 , Yamanashi Pref. )

1. はじめに

    2019年6月、山梨県身延町(旧下部町)にある湯之奥金山博物館から送られてきた会報で、今年も恒例の
   砂金掘り大会が7月27日(土曜日)に開催される知った。会報には、”令和”最初の夏の思い出に!」
   あった。

    
                「砂金掘り大会 2019」ポスター

    湯之奥金山博物館の学芸員・小松さんからメールをいただいて、例年のように競技者として参加させていただくと
   同時に、ボランティアとして競技結果の集計をお手伝いできることを伝えた。
    ただ、後期高齢者目前の私が、いつまでもお手伝いできないことは明らかなので、”後継者”をつけていただき、
   少しずつ、その人(たち)に”パソコン操作の技術”と”運営上のノウハウ”をT.T(技術継承)しておきたいとの希望を
   伝えておいた。

    湯之奥金山博物館では、年間を通して、いろいろな催しを企画していて好評だ。夏休みに開催する行事の1つ
   に、2001年に始まり、今年で19回目を迎えた「砂金掘り大会」がある。

    「砂金掘り大会」は、世界大会も開催されるほどで、外国では人気の高い趣味(スポーツ?)だ。小松学芸員
   は、国際大会で世界チャンピオンになっている事からも解るように、湯之奥金山博物館主催のこの大会のレベルは
   高い。
    案内のチラシに”砂金採りはスポーツだ!”とあるように、国際大会に出場した人たちの話を聞くと、外国人は
   体力にまかせてスピードが速いのが非力な日本人との大きな違いのようだ。

    昨年は台風12号に翻弄され、正規の大会でなく”ミニ大会”を開催した。今年も台風6号の直撃が予想され
   どうなるか気をもんだが、小松さんから「予定通り実施する」と連絡いただいた。
   ( 2019年7月 体験 )

2. 「砂金掘り大会」の種目とルール

 ● 種目
    ジュニア(中学生以下)と一般(高校生以上)の年齢別「競技種目」とややアトラクションの要素を入れた「番外
   種目」があり、ジュニアと一般のトップ同士の決戦でその年のチャンピオンが決まる。

区分 種目 参加資格 砂の量
 (kg)
制限時間
 (分)
 備   考
競技種目 ジュニア部門 小学生〜中学生 6 10  
男女一般部門予選 高校生以上 10 10  
男女一般部門決勝 予選20位以内 16 15  
頂上決戦 ジュニアと
男女一般の
トップ
8 5 勝者が
チャンピオン
番外種目 マイパンニング皿部門 だれでも 7 7 先着20名
フラットパン部門 だれでも 7 5 先着10名

 ● ルール
    砂金掘り大会のルールは、基本的に「国際大会ルール」に従い、主催者が砂の中に隠した砂金を、”早く”しかも
   ”見逃しなく、正確に”パンニングする技を競う。

    種目によって隠してある砂金の形状ごとの数は違い、これも勝負の行方を面白くしている要素の一つだ。
    ( 砂金の数がわかっていれば、その数だけ発見した時点で勝負を切り上げて時間を稼ぐことができるが、わから
     ないから最後の一握りの砂までパンニングすることになる。)

 ● 順位の決め方
    @ 館長の「3、2、1、ピー!」という笛の合図から、バケツの全ての砂を処理し、砂金回収ビンにフタをして、
      タイマーのスイッチを押すまでのまでの時間(分)+ 【見逃し砂金数×3分】 の総合時間が短いほうが上位

      【例】

       Aさん:9分で全部見つけた   総合タイム=9分 +(0×3)= 9分
            (見逃し 0ケ---「パーフェクト」
       Bさん:7分で1ケ見逃した    総合タイム=7分 +(1×3)= 10分

       この場合、総合タイムが短い、Aさんが上位になる。

       実際の競技では、下の競技結果からもわかるように、秒単位の争いになることもある。

      A 制限時間(5分/7分/10分)以内に終了しなかった人は、” Time Over ” で、
        最下位。
        最近は参加者も慣れてきたせいか、制限時間ジャストで終了する人もいる。

3. 『 砂金掘り大会 ―2019− 』

    朝5時半に甲府の自宅を出るときは雨は降っていなかった。途中、ファミレスで朝食を摂り、湯之奥金山博物館
   を目指すと雨が降り始め、7時過ぎに博物館に着いたころは、小雨が降っていた。

    
                   会場の「湯之奥金山博物館」

    早速、PCを立上げ、小松さんが参加者リストのデータを移してくれる。私に付いてくれる博物館友の会「AU会」
   会員のNさんが来た。
    小松さんのデータにある、参加者名と備考欄(プロフィール紹介)を「競技結果集計EXCELシート」に貼りつける。
   これが終わったのが9時ごろだった。開会の10時半まではまだ時間がある。

    9時過ぎにデータ集計のテントに異動し、PCとプリンターを設置する。このころから風と雨が強くなり、PCのキー
   ボードに雨粒が吹き付けるほどだ。車にブルーシートと農作業用のビニールひもを積んであるので、それを持って
   来て、テントとテントの間に「雨どい」のようにU字型に折り曲げて端に吊り下げる。これで、雨風は防げそうだ。

    こうして準備が整った10時過ぎから、会が始まった。

    
                「砂金掘り大会 2019」開会式

 (1) 模範演技とルール説明
      例年競技開始に先立ち、博物館応援団団員2名による模範演技を通して、小松学芸員から競技ルール
     の説明がある。
      主な注意点(禁止事項)は次の通りだ。

      ・ バケツからパンニング皿に移す際に、こぼした砂を拾う
      ・ パンニング皿から落とした砂金粒をビンに入れる
      ・ 船の中の砂をもう一度パンニングする

 (2) 集計のボランティア活動

    私は、今回もテントの中の「集計」席で、競技者別にタイムと採取した砂金の数をPCのEXCELシートに入力し、
   総合タイムの短い順にソート(並べ替え)して”仮の順位”を出し、印刷し、速報として掲示板に貼り出すのをお手
   伝いさせていただいた。

    2017年から、博物館のプリンターに外部の私がアクセスするのは望ましくないということで、使い慣れたマイPCと
   プリンターそして用紙などを持参して印刷したので、事務所まで往復する時間やプリンターの起動待ち時間が無く
   なり、楽になった。

       
                集計作業のテント                       競技結果の掲示
              【MyPC、プリンタ設置】

    タイムキーパー兼記録の補佐として「AU会」のNさんが付いてくれたが、時間計測のPC操作に追われ、私のやって
   いる方までは手が回りかねた。
    競技者は、砂を入れたバケツとパンニング皿が空になり、採集した砂金を瓶に入れその蓋を閉めると、競技する
   「船(水槽)」に取り付けられたタイマーのスイッチを押す。その信号をモデムが拾い、PCに割り込みを入れ、押した
   Noのタイマーを停止させ、その値をPC画面上に記録する仕掛けになっている。
    競技開始前に一人ひとりタイマーを押す予行演習とタイマーの動作確認をするのだが、競技者がにタイマーの
   スイッチを押し忘れたり、同時に2カ所で押したからだろうか、押した(はず?)のにタイマーが止まらないことが時々
   あり、「○番、タイマーのスイッチを押して!!」、などと指示する必要があるのだ。

 (3) 競技風景
      今回は、台風接近の予報が出ていたせいか、毎年参加している石友のMs.OさんやT夫妻などの姿が見られ
     なかった。Tさんが、船の砂を取り出すボランティア兼競技者と参加していただけだった。
      石友の競技やボランティア活動風景を撮ってあげたいと思っていたが、「集計」作業に追われて、自分が競技
     するとき以外席を外すことができないので、全くとることができなかった。いつも同行する妻が今回事情があって
     来れないので、自分の写真をスタッフにお願いして撮ってもらうありさまだった。

      
         「砂出し」に奮闘するTさん

      私が競技するのをスタッフが撮影してくれた。

      
                     決勝進出したMH

4. 競技結果

    各部門の上位入賞者と石友、そして私の記録を、湯之奥金山博物館のHPから引用させていただいた。

部門 ジュニア 競技の砂金数 7
順位 氏    名 時  間
(分.秒)
採集した砂金数 総合成績
(分.秒)
備  考
1 大森 俊英 3.19 7 3.19 灘中2
2 栗山 風花 4.05 7 4.05 大妻中3
3 河野 聡太 4.41 7 4.41 灘中3

      
                 応援団がスゴイジュニアの部

     ・ 大妻女子中の黄金時代が続いていたが、灘中が奪還。野村先生の厳しい指導の成果か。
     ・ 上位入賞者は全員見逃しなしの”パーフェクト”

部門 男女一般
(予選)
競技の砂金数 6
順位  氏   名 時  間
(分.秒)
採集した砂金数 総合成績
(分.秒秒)
   備    考
1 牛島敏博 3.19 6 3.19
2 市花 真菜 3.19 6 3.19 大妻高1
3 広瀬義朗 3.55 6 3.55 過去優勝
4 岩本 悠里 4.20 6 4.20 大妻高1
5 岩井一泰 4.36 6 4.36 ギニア男
6 中川 清 4.46 6 4.46 計測の番人
7 近藤直美 4.59 6 4.59 過去優勝。なおやん
8 紙中 緑香 5.00 6 5.00 大妻OG
9 岡本康司 5.04 6 5.04
10 栗原 真希 5.27 6 5.27 大妻OG
11 保坂信一 5.48 6 5.48 ベテラン掘り師
12 江藤恭子 6.09 6 6.09  熊本
13 保田 芳ノ助 6.18 6 6.18 灘高2
14 岡村善文 6.18 6 6.18
15 野村 敏郎 6.31 6 6.31 灘 引率
16 武富 美愛 6.53 6 6.53 大妻高2
17 魚住 さやか 7.00 6 7.00 大妻高2
18 中澤 明日香 7.03 6 7.03 大妻高2
19 若月章弘 7.04 6 7.04
20 齊田 麻子 4.07 5 7.07 大妻高2
21 川原 俊夫 4.08 5 7.08
22 内田穂波 4.18 5 7.18 母娘参加
23 近藤 大航 7.37 6 7.37 灘高2
24 金子和由 4.41 5 7.41
25 内田みゆき 4.51 5 7.51 母娘参加
26 成島 秀樹 7.59 6 7.59 学院引率
27 真田兼行 8.01 6 8.01 灘OB
28 神田 頌文 8.31 6 8.31 麻布高1
29 井村智子 5.34 5 8.34 過去優勝・寸劇の巨人
30 渡辺清人 5.36 5 8.36
31 兵藤 実桜 5.40 5 8.40 大妻高2
32 田中 随縁 5.44 5 8.44 灘高2
33 小道雄斗 8.46 6 8.46 大学生 桐朋OB
34 中村軒一 5.53 5 8.53 37万人目入館とか、入賞とかいろいろ
35 富田 朱菜 6.00 5 9.00 大妻高1
36 木村伸之 3.01 4 9.01
37 平野岳 6.07 5 9.07
38 高橋 奈々恵 6.23 5 9.23 大妻高2
39 片山 健介 9.26 6 9.26 逗子開成引率 
40 岩井 秀人 9.27 6 9.27 逗子開成引率
41 船橋 香介 3.39 4 9.39 桐朋
42 萩野智尉 9.42 6 9.42 初参加
43 依田貴司 3.46 4 9.46 地元身延町
44 坂口 道陽 6.49 5 9.49 灘高2
45 原萌光 10.00 6 10.00 峡南
46 伊藤佳世 7.00 5 10.00 学芸員のたまご
47 小坂 美貴子 7.00 5 10.00 大妻引率
48 中田 光軌 4.06 4 10.06 逗子開成高2
49 岡部 桃果 4.23 4 10.23 大妻高1
50 鮫田歩夢 7.32 5 10.32 峡南
51 稲田幸代 4.41 4 10.41 昨年のミニ大会も来てくれたママ
52 小久保 太凱 4.48 4 10.48 高2 逗子開成
53 関野 悠悟 7.56 5 10.56 麻布高2
54 宮崎 舜 7.57 5 10.57 灘高2
55 林謙治 8.00 5 11.00 ベテラン掘り師
56 首藤 朗 5.03 4 11.03 逗子開成高2
57 仁木 創太 8.35 5 11.35 灘OB東大
58 阿部 祐久 8.42 5 11.42 麻布高1
59 近藤幸二 2.44 3 11.44
60 赤池 渉 8.52 5 11.52 スタッフ
61 新井 花連 6.03 4 12.03 大妻高1
62 藤江 喬之 9.21 5 12.21 高1 逗子開成
63 犬伏弘樹 6.27 4 12.27 福井よりの使者
64 長谷部吉昭 6.32 4 12.32
65 桑形和樹 6.44 4 12.44 灘OB フラットパン優勝者2018
66 大滝 舜雄 3.50 3 12.50 桐朋高2
67 田村浩章 6.51 4 12.51 親子参加
68 宮坂隆志 4.16 3 13.16 宮坂工務店
69 江藤健一 4.20 3 13.20 熊本 今大会最遠方参加者
70 財部 樹 7.34 4 13.34 逗子開成高2
71 宮本一弘 4.48 3 13.48 ニックネームはみやもん。開成引率
72 田中遥貴 8.09 4 14.09 峡南
73 佐藤愛香 8.11 4 14.11 峡南
74 名取航平 5.28 3 14.28 峡南
75 宇野慎介 5.44 3 14.44 灘OB 東大
76 永井 秀樹 5.49 3 14.49
77 渡邉一樹 8.56 4 14.56 峡南
78 山口 昌教 3.18 2 15.18
79 鶴岡 寛 6.29 3 15.29 石友(栃木県在住)
80 望月 淳志 9.35 4 15.35 友達の紹介で滑り込み参加
81 越智 楓 3.40 2 15.40 大妻高2
82 本間 純 3.46 2 15.46
83 安藤大悟 7.01 3 16.01 灘OB
84 倉橋 肇  7.35 3 16.35 灘 副顧問
85 坂本雅和 4.36 2 16.36 2018ミニ大会チャンプ
86 明石 萌花 5.14 2 17.14 大妻高2
87 福田 匡宏 2.38 1 17.38 灘高2
88 寺下 渓志郎 5.41 2 17.41 逗子開成高2
89 植田史子 5.48 2 17.48 砂金掘りにはまった!?
90 岡村歌織子 2.55 1 17.55
91 石田政明 3.06 1 18.06 寸劇の巨人
92 兼子 太吾 6.30 2 18.30 高1 逗子開成
93 岩崎 有真 9.31 3 18.31 灘高2
94 永井 美帆 9.52 3 18.52
95 竹内 英臣 10.00 3 19.00 開成
96 南澤均維 7.10 2 19.10 新潟から参加
97 島田 顕史郎 5.08 1 20.08 逗子開成高2
98 中田 宙希 5.30 1 20.30 逗子開成高2
99 表 凛明 5.30 1 20.30
100 上條 航 8.32 2 20.32 麻布高1
101 中山元昭 6.12 1 21.12 親子で入賞履歴
102 簗場 創 6.40 1 21.40 麻布高2
103 天池 航太郎 6.56 1 21.56 麻布高1
104 太田 修太郎 3.57 0 21.57 逗子開成高2
105 柳沼 侑里 7.22 1 22.22 麻布高1
106 手塚 謙次郎 7.23 1 22.23 逗子開成高引率
107 藤田 光 8.18 1 23.18 逗子開成高2
108 松田 康生 6.38 0 24.38 麻布高1
109 建部 亮太 10.00 1 25.00 開成高1
110 天野 崇 10.00 1 25.00 桐朋引率
111 三上桃香 8.18 0 26.18 峡南
112 藤田 瑛己 9.11 0 27.11 逗子開成高2
113 磯田隼人 9.20 0 27.20 開成 引率

     ・ 今年も大妻女子高生を抑えて、一般男女が首位をキープ
     ・ 19位まで連続で全員”パーフェクト”
     ・ 私は6位で、初めて”決勝進出!!”。7位が過去優勝した近藤さんだ。
     ・ 過去に優勝した井村さんが29位で予選落ちとは、”信じられない”(世代交代か?)
     ・ 石友の鶴岡さんは、79位と振るわなかった。
     ・ 20位までが決勝に進出した。

      
                 決勝に進出した近藤さんとMH
                【明暗が別れるのは、実力のせい】

部門 男女一般
(決勝)
競技の砂金数 9
順位  氏   名 時  間
(分.秒 1/100秒)
採集した砂金数 総合成績
(分.秒 1/100秒)
   備    考
1 近藤直美 10.35 9 10.35 過去優勝・なおやん
2 紙中 緑香 12.01 9 12.01 大妻OG
3 魚住 さやか 12.43 9 12.43 大妻高2
4 岩井一泰 10.40 8 13.40 ギニア男
5 江藤恭子 10.48 8 13.48  熊本
6 岩本 悠里 11.17 8 14.17 大妻高1
7 中澤 明日香 12.15 8 15.15 大妻高2
8 若月章弘 10.28 7 16.28 さすらいのギャンブラー
9 栗原 真希 14.04 8 17.04 大妻OG
10 野村 敏郎 11.07 7 17.07 灘 引率
14 保坂信一 11.44 6 20.44 ベテラン掘り師
17 広瀬義朗 8.49 4 23.49 過去優勝
18 中川 清 14.16 5 26.16 計測の番人

     ・ スチールパンと多量の黄鉄鉱そして砂鉄は難物だった。
     ・ 2018年は”パーフェクト”は1人だけだったが、今年は3人に増え、着実に技術が向上しているようだ。
     ・ 私は、18位と”馬脚”をあらわしてしまった。過去優勝者の次、と思うと希望がでる。

部門 マイパンニング皿 競技の砂金数 10
順位  氏   名 時  間
(分.秒)
採集した砂金数 総合成績
(分.秒)
   備    考
1 野村敏郎 3.32 10 3.32 灘 引率
2 豊国 浩史 4.57 10 4.57
3 岡村善文 5.49 10 5.49
4 若月章弘 4.06 9 7.06
5 稲田 幸代 4.20 9 7.20
6 木村伸之 4.36 9 7.36
7 中山頼希 3.17 8 9.17 小5
8 田村 夏暉 4.49 8 10.49
9 渡辺 清人 4.31 7 13.31
10 本間 純 3.28 6 15.28
11 岡村歌織子 3.37 5 18.37
12 犬伏弘樹 4.17 5 19.17
13 井村智子 5.46 4 23.46
14 石田政明 6.19 4 24.19
15 中山元昭 2.26 2 26.26
16 林 謙治 4.01 2 28.01
17 南澤均維 4.25 2 28.25
18 鶴岡 寛 4.47 2 28.47
19 宮阪隆志 7.00 2 31.00

     ・ 野村先生が「あおい商会」さん取扱の外国製のパンニング皿で優勝。
     ・ 小学校5年生の中山さんが7位に。”若年化”が進むのはスポーツの世界と同じで、「砂金掘りはスポーツだ!」
       も納得。

部門 フラットパン 競技の砂金数 10
順位  氏   名 時  間
(分.秒)
採集した砂金数 総合成績
(分.秒)
   備    考
1 中山元昭 2.19 10 2.19
2 近藤 大航 3.34 10 3.34 灘高2
3 井村智子 4.10 9 7.10
4 林 謙治 5.00 9 8.00
5 石田 政明 1.20 7 10.20
6 若月章弘 4.56 8 10.56
7 桑形和樹 3.41 7 12.41 フラットパンチャンプ2018
8 渡辺 清人 4.17 7 13.17
9 本間 純 5.00 4 23.00
10 兼子 太吾 4.54 1 31.54
11 犬伏弘樹 5.00 0 35.00

     ・ 総合優勝は男女一般を勝ち抜いた近藤さんだった。

部門 頂上決戦
(総合優勝決定)
競技の砂金数 16
順位  氏   名 時  間
(分.秒)
採集した砂金数 総合成績
(分.秒)
   備    考
1 近藤直美 4.39 15 7.39 男女一般優勝
2 大森 俊英 3.53 13 12.53 ジュニア優勝

     ・ 総合優勝は男女一般を勝ち抜いた近藤さんだった。
     ・ 平たい砂金4ケ、小さくて平たい砂金4ケ、小さい球状砂金8ケ、合計16ケの”パーフェクト”は難しかった
       ようだ、”パーフェクト”が出なかったのはこの種目だけだ。

    15時過ぎから表彰式だ。

         
                     ジュニアの部                              男女一般の部
                                        表彰式

5. おわりに

 (1) 振り返って
      ”令和”最初の砂金掘り大会は台風6号の影響もたいしたことがなく、無事終了することができた。ただ、石友
     の姿が少なかったのが寂しかった。

      私の成績は、過去最高で、予選を6位で突破し、決勝まで進むことができた。決勝では18位になったが、
     113人中、最高齢者(多分?)の成績と思えば、”自分をほめてあげたい”。       これからも、競技者、そしてボランティアとして参加するのを目標に頑張りたい。

6.参考文献

 1) 山田 賀一:金属鉱物の選鉱法,岩波書店,昭和8年
 2) 国立科学博物館、毎日新聞社編:金GOLD 黄金の国 展示図録
                         科学博物館、毎日新聞社,2009年
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