長野県長和町 「黒耀石体験ミュージアム」









       長野県長和町 「黒耀石体験ミュージアム」

1. はじめに

    2013年春、妻が勤務する考古学関連研究所の研修旅行で、「満ばん柘榴石」で有名な
   「和田峠」に近い長野県小県(ちいさがた)郡長和町の「黒耀石体験ミュージアム」を訪れ
   た。
    以前、小県郡でのミネラル・ウオッチングでこの近くを通りかかり、この施設があることは
   私も知っていたのだが、訪れたことがなかった。妻に「黒曜石関係の本があったら買って
   きて」、と頼んだところ、鷹山(たかやま)遺跡群に関する「黒耀石の原産地を探る」、という
   本がお土産だった。

    2013年8月、長野県岡谷市での用事が午前中で終わったので、「黒耀石体験ミュージア
   ム」を訪れてみた。和田峠を越え、長和町に入り、白樺湖をめざして坂道を登って行くと
   15分ほどで到着した。

    夏休みを利用して、首都圏の小学生がバスを連ねて訪れていて、にぎやかだった。黒
   曜石や天然石を使って、「ヤジリ」や「勾玉」などの縄文グッズを作る、”体験型博物館”が
   人気の秘密のようだ。
    こどもたちの作った「ヤジリ」などを見せてもらうと、不器用だといわれる現代っ子が作っ
   たと思われない立派なできだった。

    私も体験コースの1つ、「石槍」製作(3,000円)を申し込もうとしたが、締め切りの15時を
   少し過ぎていたので次回のお楽しみとなった。その代り、12cmほどの木の枝に、直径3mm
   長さ15mmの銅線を埋め込んだ、鹿の角の代わりになる石器作りの工具『石割り用のペン
   シル』を100円で買ってきた。

      
                  『石割り用のペンシル』

    「黒耀石体験ミュージアム」は、小学生から大人まで、体験しながら楽しめる施設なので
   夏休みの自由研究で訪れてみると良いだろう。
    私の夏休みは、帰省した孫娘一家との観光旅行、秋のミネラル・ウオッチングの下見、
   そして案内で終わりそうで、もう少し涼しくなったら念願の「石器作り」に挑戦する予定だ。
    ( 2013年8月 見学 )

2. 「黒耀石体験ミュージアム」ガイド

 2.1 場所
      「黒耀石体験ミュージアム」は、「満ばん柘榴石」や「黒曜石」で有名な和田峠の北、
     長野県小県郡長和町にある。長和町は平成の大合併で和田村と長門町が合併して
     できた新しい町だ。
      「星くずのまち たかやま」と呼ばれる地域に、「星糞峠黒曜石鉱山史跡公園」、「明
     治大学黒曜石研究センター」など黒曜石に関連する施設がいくつかある。

      
                      場所

 2.2 アクセス
      公共交通機関(バス)の便が少なく、停留所から2、3km歩くことになるので、自家用
     車が便利だ。
      上信越道佐久IC、中央道南諏訪ICまたは諏訪IC、そして長野道岡谷ICからが便利
     だろう。

 2.3 利用案内
      ・ 開館時間 : 9:00〜16:30
                体験受付は15時終了
                「石槍」作り体験は、個人指導で、指導員がいるときのみ可能
      ・ 休館日   : 月曜日、年末・年始(月曜日が祝祭日の場合開館し、翌日休館)
      ・ 利用料金 : 大人  300円
                 子ども 100円
                体験料 600円〜
                     「石槍」作り 3,000円
      ・ 団体料金 : 1割引き
       (10名以上)

       入場券

3. 「黒耀石体験ミュージアム」の展示案内

 3.1 屋外展示
      広い駐車場に車を停め、奥のミュージアムの建物に向かうと右手に大きな黒曜石の
     塊がいくつか置いてある。

         
                建物                         屋外の黒曜石大塊
                         「黒耀石体験ミュージアム」

      説明パネルによれば、屋外に展示してある黒曜石の来歴は次のとおだ。

       ・ 右側
          元衆議院議長・河野 洋平氏の神奈川県小田原市の敷地内に置かれていた
         岩塊で、父・河野 一郎大臣が日ソ平和条約交渉や北海道開発などに尽力した
         ことから、1963年に北海道財界有志から贈られたらしい。
          邸内の一部に道路が通るため、移動を余儀なくされ明治大学に寄贈され、ここ
         に設置された。(2009年?)
          大きさは、高さ1.8m、幅3.1m、周囲8.9m、重さが20トンあり、日本最大級のもの
         らしい。
          蛍光X線分析の結果、この黒曜石は、北海道遠軽町白滝(旧白滝村)の赤石
         山産と判明している。

       ・ 左側
          鹿児島県大口市五女木(ごめき)付近において、紙の表面コーティングに使う
         ため火砕流起源の白色粘土を採掘していて発見された。
          フィッショントラック法による年代測定の結果、噴出年代は約170万年前と推定
         される。
          大口市周辺の各地で黒曜石を産出し、石器時代には石器作りにたくさん用い
         られていた。

       ・ 長野県長和町の星糞峠や鷹山(たかやま)盆地内で火砕流が確認され、その中
        に、膨大な量の黒曜石が埋蔵されている。これらを採集、加工するために、日本
        有数の黒曜石原産地遺跡群が形成された。

 3.2 屋内展示
      ミュージアムの建物内部には、展示室、体験室そしてミュージアム・ショップなどがあ
     る。
      展示室の入り口には、黒曜石の原産地・鷹山の土柱ジオラマがあり、3万年を超える
     この地の黒曜石の埋蔵、利用状況を知ることができる。

       鷹山の「土柱」ジオラマ

 (1) ようこそ、黒耀石のふるさとへ
      黒曜石の原産地・鷹山の3万年にわたる歴史を振り返る。黒曜石の誕生から旧石器
     人や縄文人が黒曜石を採掘、加工した歴史のパネルと現地から移設した採掘坑の実
     物が展示してある。

      
      

                   黒曜石ものがたり in 鷹山
                【「黒曜石の原産地を探る」から引用】

      黒曜石が誕生したのは、今から約27万年前だった。「火道(かどう)」と呼ぶ溶岩や
     火山噴出物の通り道とその周辺で固まった黒曜石が火砕流などで崩れ落ち、星糞峠
     から鷹山川にかけての斜面に堆積した。
      約3万年前、獲物を求めてきた旧石器人が鷹山川で黒曜石を発見し、川沿いの台地
     にムラをつくり、広い集めた黒曜石で石器を作ったり、狩りをしていた。
      約1万年前、気候が暖かくなり、森林が発達してくると黒曜石が拾いにくくなり、縄文
     人は山に登って竪坑を掘り、黒曜石を掘り出し、それぞれのムラに持ち帰った。
      3,500年前ごろには、この地は忘れ去られ、再び陽の目を見たのは昭和30年(1955年)
     だった。

      
             竪坑【移設した実物】

 (2) 黒曜石のギャラリー
      黒曜石で作られた「石鏃」、「ナイフ型石器」、「石槍」など石器の数々が展示してある。
     全周が観察できるように、照明を浴びながら回転する大きな「石槍」は見ものだ。

         
                  石鏃                   石槍
                         黒曜石のギャラリー

 (3) 石器づくりと流通
      このコーナーでは、現代の家庭、農業、大工、狩猟などで使われる道具のルーツが
     対比して展示してある。
      たとえば、現代の「鉄砲」は、旧石器時代の「石槍」、縄文時代の「弓矢」、という具合
     だ。
      これらの石器がどのようにして作られるかも併せて展示してあり、旧石器時代と縄文
     時代で石器の作り方が変化していることに注目したい。

      
                現代と古代の道具

      ・ 旧石器時代の石器づくり
         大きな「石核」から「敲石(たたきいし)」で大きな剥片【石器の素材】を打ち剥が
        し、これを鹿の角のハンマーで細かく打ち割って最終的な形に仕上げたらしい。

         剥片つくり

         石器の整形

      ・ 縄文時代の石器づくり
         縄文時代になると、旧石器時代の大ぶりな「石槍」などに代わって、飛び道具の
        矢の先端に着ける小さな「石鏃」などが主流になる。
         狩猟の対象となる鳥獣が小型化したことが直接の原因だが、飛び道具の矢は
        放たれると的に当らずに行方不明になることも多く、多数の石鏃が必要になった
        のも理由の1つだろう。
         そのため、小さな「石核」も無駄にしないで生かして、剥片を取るため、「多孔台
        石」と呼ばれる”くぼみ”のある石の台の上で「石核」を安定させて「敲石」で叩い
        て剥片を得たようだ。この剥片の角に尖った鹿の角を押しつけて圧力を加え、より
        細かい細工ができるようになった。このとき、手をケガしないよう、手を怪我しない
        ように鹿皮をグローブ(手袋)代わりに使っていた、とされる。

         剥片つくり

         石器の整形

 (4) 黒曜石文化研究のあゆみ
      鷹山の黒曜石原産地で遺跡を発見したのは、地元・長和町大門(だいもん)出身の
     児玉 司農武(しのぶ)氏だ。児玉氏は、農業の合間に独学で歴史を学び、遺跡を発掘
     したり、地域の歴史をまとめていた。最初に黒曜石の産地に足を向けたのは、終戦(19
     45年)後、旧大門村満州分村の引揚者が鷹山を開拓地として入植してから後の昭和
     30年(1955年)だった。
      当時、児玉氏は、大門川流域の縄文時代の遺跡を調査し、大門川を下流から上流へ
     と遺跡を追い求めていくうちに、開拓地から星糞峠の一帯で黒曜石が大量に出土する
     遺跡を発見した。

      遺跡発見を報じた新聞の中で、児玉氏は、”大門川下流の遺跡に石器を供給してい
     た可能性のある石器製作址が発見された”、とコメントし、黒曜石採掘・流通の拠点だ
     ったことに注目したのは卓見だった。

         黒曜石文化研究の先駆者

 (5) 黒曜石ラボ
      このコーナーでは、PCを使って黒曜石のいろいろを調べることができる。壁にかかっ
     た「世界の黒曜石原産地マップ」をみると、環太平洋火山地帯を中心に、世界各地に
     黒曜石産地があり、黒曜石文化が息づいていることを知る。

        
                  「世界の黒曜石原産地マップ」

      ここでは、「黒曜石」、「星糞」などに関する蘊蓄(うんちく)も学ぶことができる。2013
     年の大河ドラマ・「八重の桜」で有名になった福島県会津で江戸時代後半に書かれた
     「会津石譜」の中の「黒羊(曜)石」を含むページが額に入って展示してある。

         「黒羊(曜)石」【会津石譜より】

      『 黒羊石
        方言 星糞(ほしくそ)或 漆石(うるしいし) 形状究(きわま)ラズ
        其色黒潤ニシテ醫珀(筆者注:医珀石→琥珀)ナリ 出所定(さだま)ラズ 余ノ
        具スルハ 烏古瓦(筆者注:うこがわら→土器)有シ圃(筆者注:はたけ)中ヨリ
        得タリ                                            』

      黒曜石を福島県の会津地方でも、長野県と同じように、「星糞」と呼んでいた(る?)
     ようで、「星糞」は広い範囲で使われていたようだ。
      土器と一緒に畑から出てくるなど、古い時代の遺物であることに気づいていたのかも
     知れない。

      われわれの祖先は、オパール化した巻貝の化石に「月のおさがり(ウンチ)」と名付け
     たように、「星糞」とは、”キラキラ”輝く黒曜石が月同様に遠くにある星が落したもの、
     との思いがあったのだろうか。

4. 「黒耀石体験ミュージアム」の体験コース

    ここでは、『石器時代へタイムスリップ チャレンジしてみよう!』、の合言葉で、黒曜石や
   天然石を使って、縄文グッズを自分作ることができる。
    私が訪れた時には、東京都内の小学生がバスを連ねて訪れ、「黒曜石の鏃(ヤジリ)」と
   それを矢の先に付けた「弓矢」を作っていた。
    建物脇の屋外にある射的場では、大学生らしき数人が試射で盛り上がっていた。

    体験コースにはいくつかあるようなので、そのいくつかを知らせしたい。私が申し込もうと
   した、「石槍」製作コース(3,000円)のように、パンフレットやミュージアムショップのHPにも
   載っていないコースもあるので、訪れた時に参加できるコースと必要な費用を確認すると
   良いだろう。

        
                「黒耀石体験ミュージアム」の体験コース
                  【ミュージアムのパンフレットから】

   コ ー ス   材  料      作  り  方
黒曜石ヤジリ 黒曜石 ・石割り用のペンシルで
黒曜石の剥片の縁を
割り取りながら、ヤジリの
形に仕上げる。
・できあがったら、矢の先に
しばりつけて、弓矢の完成だ。
黒曜石ペンダント 黒曜石 ・石割り用のペンシルで
小さな穴のあいた黒曜石の
剥片の縁を割り取りながら、
「勾玉」などの形に仕上げる。
・できあがったら、ヒモを通して
輪にすればペンダントの
完成だ。
骨角器 牛の骨 ・小さな穴のあいた骨のかけらを
水をつけながら
砥石でけずり形をととのえる。
・耐水ペーパーに水をつけながら
細かく削りながら磨く。
・できあがったら、ヒモを通して
輪にすればボーン・ネックレスの
完成だ。
勾玉 高麗石
(こうらいせき)
・小さな穴のあいた勾玉の形をした石を
水でぬらしながら、砥石でけずり、
角を丸くする。
・形ができたら、水でぬらしながら紙やすりで
こすり、表面をピカピカに磨く。
・できあがったら、ヒモを通して
輪にすればネックレスの完成だ。
磨製石斧 寿山石
(じゅさんせき)
・水をつけながら耐水ペーパーで
直方体の一端を削って刃先を削り出す。
・角を削り石斧のかたちにする。
・木の柄に紐で石斧を固定する。
・キーホルダーの完成だ。
線刻礫 黒曜石 ・小さな穴があいた研磨してある黒曜石に
ダイヤモンドペンシルで文字やイラストを
刻みこむ。
・紐を通せばペンダント、
キーチェーンを通せば
キーホルダーが完成だ。
(紐かチェl−ンどちら)
編布(あんぎん)織り
コースター
麻糸 ・編み台の上に粘土の錘が
ついた縦糸をセット
・横糸を置き、1本おきに縦糸を横糸に
巻きつける。・これ繰り返す。
縄文ネックレス ビーズ
(木の実、貝殻
鳥の羽、黒曜石
粘土玉、牙
竹管など)
・紐にビーズを通して、紐の端を
結えると完成だ。
・輪の大きさが自由に変えられるので
首飾り、腕飾りでも使える。
縄文土器 粘土
模様をつける道具
・本物の土器を見ながらつくる
・球を作り、つぶして円盤型の
底をつくる。
・粘土で紐をつくり、底の直径と同じ
輪にする。
輪を一段づつ積み重ね、
内側と外側を整える。
・竹、縄文こより、貝殻などで
模様をつける。
・1〜2ケ月乾燥させて
焼き上げる。
石槍 黒曜石
・石割り用のペンシルで
黒曜石の剥片の縁を
割り取りながら、石槍の
形に仕上げる。
・個人指導

5. おわりに

 (1) 『黒曜石学』
      黒曜石に興味を持ち始めてから、黒曜石に関する文献をいくつか入手した。それらを
     読むと、アメリカに本部をもつ「国際黒曜石学会(IAOS:International Association for
     Obsidian Studies )」なる組織があり、HPを開設しているというので、アクセスしてみた。

      「黒曜石原産地カタログ」のページには、世界の黒曜石原産地のリストがあり、それに
     よれば600箇所以上の原産地があるようだ。細分化すれば、この数倍の原産地がある
     そうだ。

      これを見ると、太平洋を取り巻く日本、パプアニューギニア、ニュージーランド、南北ア
     メリカなど環太平洋火山帯に集中しているのはすでに紹介したとおりだ。黒曜石は火山
     の噴出で生まれるので、当然と言えば当然なのだ。

      以前のページで、メキシコの先住民が作った黒曜石の石器を紹介した。

      ・水晶で作られた石器 その4
      ( Stone Implement made from QUARTZ - Part4 -
                          Kawakami & Minamimaki Village , Nagano Pref. )

      メキシコの先住民の「石匙」と日本の縄文時代の人々が使っていた「石匙」の類似性
     には驚くばかりだ。
      石材があっても、技術がなければ石器は作れない。約1万年前に、ベーリング海峡を
     歩いてアメリカ大陸を南下した人々とわれわれのルーツが同じだと改めて思う次第だ。

 (2) 黒曜石と満礬ザクロ石
      黒曜石は岩石で、鉱物ではない。どうしても鉱物との関連に眼が向いてしまうのは
     ”Mineralhunters” の性(さが)であろうか。

      黒曜石を産出し、これを採掘している企業もある和田峠は、日本一美しいザクロ石の
     産地でもある。

      ・長野県の母岩付き「満バン柘榴石」 - Part2 -
       ( SPESSARTINE with Dacite - Part2 - , Nagano Pref. )

      「長野県の母岩付き満礬ザクロ石」のページを掲載したところ、古い石友の一人で
     静岡に住むKさんからメールをいただいた。

      『 仮説:和田峠の柘榴石は流紋岩体火道部の中心部の白色無斑晶流紋岩中に産
       し、周縁部に向かって黒曜石・岩なっていくと考え、和田峠周辺に存在が知られて
       いる火道部を探索することで、柘榴石を見つけることができる。
        そしてそこは過去に黒曜石採掘が行なわれていた地点と一致することが多いと
       考えるのですが、未だに仮説のような好都合な産状に当たっておりません。
        (私のHPの)写真のかの地は、これら流紋岩岩体火道部や黒曜石採掘跡との関
       係がある地なのでしょうか。
         差支えのない範囲でお教えいただければありがたいです。            』

      これに対する私の見解を次のようにメールした。

      『 ・ 火道部に、黒曜石がある。
        ・ 火道部から離れた場所の流紋岩の晶洞部に満礬柘榴石がある。
        ・ 柘榴石の産地の近くに黒曜石の採掘場があることは確かだが、「黒曜石を
          掘っていた坑道の中には柘榴石はない」、と坑夫から聞いた。
        ・ 母岩付き満礬ザクロ石は、黒曜石採掘場の周縁部で採集した。        』

      愚考するに、「黒曜石」は火山噴出物が結晶するいとまもなく、急に冷えた(非晶質)
     の火山ガラスになったもので、温度や圧力などの変化少ない晶洞の中でゆっくり成長
     した「満礬ザクロ石」とは違った環境下で生まれたのだろう。

 (3) 「石器作り」に挑戦!!
      以前から石器を自分の手で作ってみたいと思っていた。「黒耀石体験ミュージアム」を
     訪れた小学生たちが黒曜石の剥片から石鏃(やじり)を作っているのを見学させてもら
     うと、意外と簡単そうで出来栄えもマズマズだった。
      これだったら私にもできそうなので、近いうちに挑戦するつもりだ。

6. 参考文献

 1) 堤 隆:黒曜石 3万年の旅,ニッポン放送出版協会,2004年
 2) 木村 英明:北の黒曜石の道 白滝遺跡群,新泉社,2004年
 3) 大竹 幸恵:黒曜石の原産地を探る 鷹山遺跡群,新泉社,2010年
 4) 黒曜石体験ミュージアム:案内パンフレット,同館,2013年
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