古希記念 南極ミネラル・ウオッチング 南極探検旅行 【南極半島に立つ】 ( Mineral Watching in Antarctica<BR>  Antarctica Expedition 2015 , - Landing on Antarctic Peninsula - )









             古希記念 南極ミネラル・ウオッチング
             2015年 南極探検旅行 【南極半島に立つ】

                  ( Mineral Watching in Antarctica
                   Antarctica Expedition 2015 , - Landing on Antarctic Peninsula - )

4. 南極探検

 4.6 南極半島に立つ【第4日目】

  (1) 真夜中の椿事
      初上陸の興奮も収まり、疲れで眠りについた。ときどき眠りが浅くなるときがある。船はエイチオー(アイ
     チョ:Aitcho)諸島を後にしてゆっくりと目的地に向って進んでいるようだ。時折、”ゴツン”とか”ガツン”と
     船底に当るものがある。多分小さな氷山が当っているのだろう。それらの音を聞いているうちに再び深い
     眠りに落ちた。

      突然、”ドスーン”という重量物がぶつかった音がして、目が覚めた。音を発したのは、先ほどまでの船
     底付近ではなく、すぐ近くだ。そのうち、隣の3人部屋・337号室から、「どうした」とか「大丈夫か」という驚
     き慌てているような声が聞こえてきた。小さな声で「大丈夫・・・・」と言っているようだ。

      想像するに、上段ベッドに寝ている人が床に落ちたようだ。高さが1.5mくらいあるから落ちた人はさぞ
     かし痛かっただろう。隣の騒ぎも間もなく収まったので、大事には至らなかったようだ。
      翌朝、同室者が「2時か3時ごろ、隣の部屋でベッドから落ちたみたいだったが大丈夫だったかな」、と
     心配げで、あれだけの物音と騒ぎには当然気づいていた。

  (2) 乗船4日目のスタートだ
       現地時間1月24日、朝6時に起きる。7時前にデッキに出てみると天気は快晴だが風が強い。アンター
      クテック海峡をゆっくりと進んでいる。船首のアルゼンチン国旗がはためいている。目の前には大きな
      氷山が見え、このまま進めば衝突しそうだ。
       その先には、南極半島の先端が見える。氷河の先端が崖になっているのが見える。遠くからは高そ
      うに見えないが、白瀬隊だけでなくどの南極探検隊が南極大陸に取り付くのに苦労した50m以上の絶
      壁だ。
       舷側方向を見ると、大陸なのか雲なのかわからないが、真っ白い氷河の上に黒い帯が見える。何だ
      か判らないが、(私にとって)珍しいので、写真に撮っておいた。

          
                アンタークテック海峡を進む                       黒いのは、大陸?雲?

       7時20分にブリッジ(操舵室)に行く。船は止まっている。現在地、南緯63度30分、西経56度52分、
      をフィールドノートに書き込む。

       
                 ブリッジ(操舵室)風景
                   【1月24日7:20】

       いつもだと、気安くチーフ・オフィサー(一等航海士)のウラジミールに声をかけるのだが、前方を睨ん
      でこれからの針路を考えているらしい姿をみると躊躇(ちゅうちょ)してしまった。

       この日のスケジュールは、前夜遅くに配られた「船内新聞」に従う。これによると、午前中は『ブラウン・
      ブラフのクルージングと上陸』で、南極大陸と地続きの南極半島に初上陸だ。午後は『ポーレット島のク
      ルージングと上陸』で忙しい一日になりそうだ。

       
                      船内新聞・1月24日

      この日の7時ごろの『ブリッジ(操舵室)レポート』とフィールドノートから、船の位置、天候などをまとめて
     おく。

日付
時刻
 緯 度  経 度 累積航海距離
   (海里)
   (km)
気圧
(hp)
風向き・風速
  (NM/時)
  (m/秒)
気温
(℃)
日の出
日の入
1月24日  南 緯
63°29.9′
 西 経
56°51.73′
670 986 南西
20
6 3:48
午前7時 (  1,240.8  km) 10.3 22:05

      気温は+6℃と甲府の雨の日の最高気温と同じくらいで暖かい。ただ、風が10メートルあるので、甲板
     に出ていると体感温度は冷たく感じられた。

      海図の上でこのときの位置を確認すると、前日サウスシェットランド諸島のロバートグリニッジ島の間を
     発ち、夜の間にブランスフィールド海峡を横切り、アンタークテック(南極)海峡に入り、「」印のブラウン・
     ブラフの北西「」に停泊している。
      午後は、アンタークチック海峡を抜け、もうひとつの「」印のポーレット島を訪れる予定だ。

       
                                   航海図【1/24】

  (2) 朝食
       この日は、2箇所でクルージングと上陸があるので、いつもより早い7時30分から朝食だ。朝食が終わ
      る頃、晴れてきたが風が強く波も高い。ブラウン・ブラフ上陸予定時間になっても安全が確保できない
      という理由で遅れそうだ。

  (3) ブラウン・ブラフが見えた!!
          9時ごろ、船が南に向ってゆっくりと進むとブラウン・ブラフの全貌が見えてきた。

     
                                    ブラウン・ブラフの全貌

       南極半島北東端にあるブラウン・ブラフ(Brown Bluff)は、その名のとおり、「茶褐色の絶壁」で、海岸
      近くから火山岩の断崖がそそり立っている。標高745mの頂上付近は、われわれが訪れた真夏でも氷
      冠をかぶっている。この麓には、アデリーペンギンとゼンツーペンギンのルッカリーがある。

  (4) ブラウン・ブラフに上陸!!
       風があり、波も高いため、上陸のゴーサインがなかなか出ない。5階のメイン・ラウンジで映画を見なが
      ら、気長に待つ。
       12時近くになって、ようやく「上陸準備」のアナウンスがあった。まさに、『待てば海路の日和かな』だ。

       3回目の上陸になるので、装備をつけるのも手馴れたものだ。下船の人員チェックを受けて、ゾディア
      ックに乗り込む。

       
                  上陸前人員チェック

       上陸するとまずはペンギンの観察・撮影だ。ここには、頭やくちばしが黒いアデリーペンギンが多い。
      餌を摂りに海にいくのだろうか、砂利の海岸に成鳥が集まっている。海の中の岩の上にもいる。黄色い
      パルカを着た人間がペンギンの写真を撮っているが、逆にペンギンに観察されているのではと思わせる
      光景を目にしたので撮っておいた。

          
                   アデリーペンギン                      観察されているのは、ペンギン?人間?

       この後の残り時間は、ミネラル・ウオッチングだ。まずは、崖全体から観察だ。北(右)側は崩落した砂
      礫が裾をひいて堆積しているが南側(左)は溶岩の急峻な崖だ。近くから見るとその急峻さが実感でき
      る。

          
                          ブラウン・グラフ近景                               見上げるような急な崖

       見える範囲の崖全体を見ると、下から溶岩、火山灰・火山礫、溶岩のサンドイッチ構造になっているよ
      うだ。溶岩は火口から流れ出るものだし、火山灰は火口から遠く離れた場所に堆積する。ということは、
      このエリアには複数の火山があって、それぞれが何回か噴火して造られたものだと推測した。

       最下部と最上部の黒っぽい溶岩には、「柱状節理」のような縦筋やひび割れがみられ、左下の部分が
      遠目には”洞窟”のように見え、兵庫県の「玄武洞」のようだと思ったのだが近づいてみると、単なる凹
      みで、柱状節理に見えたのは、溶岩が垂直に近い岩壁を垂れ下がったもののようだ。ということは、ここ
      のは「玄武岩」質で粘度が高い(粘り気がある)溶岩だ。
       やや明るい黄褐色をした火山灰・火山礫の層が崩落して大きな塊が落ちている。大きなものは直径
      5mくらいある。これを観察すると、真っ黒で気泡のある火山礫が火山灰の中に層をなしている。

          
                  「柱状節理」の正体                            火山礫を含む層

       この海岸で鉱物を含む見られる岩石は、火山灰と火山礫からなる礫岩、桃色長石を含む花崗岩など
      だった。

          
                       礫岩                                 花崗岩

       花崗岩の晶洞部分には、ピンク色の鉄ばん柘榴石【ALMANDINE:Fe3AL2(SiO4)3】の斑晶と真っ白い
      カリ長石【K-feldspar:KAlSi3O8】の自形結晶が、火山礫の中には、淡黄緑色でガラス質のカンラン石
      (オリビン)【Olivine:(Mg,Fe)2SiO4】が含まれている。

          
                鉄ばん柘榴石とカリ長石                            カンラン石

       カンラン石には、苦土と鉄そしてマンガンがあるが、溶岩に伴うので苦土カンラン石【FORESTERITE:
      Mg2SiO4】か鉄カンラン石【FAYALITE:Fe2SiO4】のどちらかだと思う。溶岩が弱い磁性を示すということ
      だけはわかったが、種は決めかねている。

       
           弱い磁性を持つカンラン石を含む溶岩

  (5) 南極の地衣類
       南極に来て、ペンギンなどの動物、そして鉱物には目が行ったが、植物には全く注意を払っていなか
      った。ここまで、雪と氷に覆われた南極には目立つような植物が見あたらなったのも気にとめなかった
      理由のひとつだ。
       ブラウン・ブラフにきて、礫岩の表面を見ると黄色くて”モコモコ”している植物が目に付いた。コケ類か
      地衣類だとは思うが、種類が何なのかまではわからない。

       
                     地衣類

       【後日談】
       船に戻った後で、エクスペディション・スタッフのアニーさんにデジカメの画像を見せて種類を教えても
      らうと、 " Iichen-xathoria elegans " とのことだ。
       インターネットで調べると地衣類で日本では「オオロウソクゴケ」の種類で、ブラウン・ブラフの標高185
      mまでの範囲に生えているようだ。
        " xantho- " は”黄色”の意味を表す連結形らしく、その色をよく表している。鉱物にも、XANTHO
      -CONITEの「黄粉銀鉱」や xanthophyllite(現 CLINTONITE )の「クリントン石」などがある。

  (6) 船に戻る
       上陸してペンギン、岩石・鉱物そして地衣類まで夢中になって観察していて、ふと周りを見渡したら黄
      色いパルカは1人も見当たらない。皆さん船に戻ったようで、残っているのはスタッフだけだった。最終
      便に乗ってブラウン・ブラフをあとにした。

       
                 ブラウン・ブラフをあとに

  (7) ポーレット島に向かう
       船に戻ったのは13時を過ぎていた。遅い昼食を摂る。すでに船は次の目的地ポーレット島に向って
      動き出している。
       ポーレット島までは直線距離で10km(5海里強)ほどだから、10ノットで進めば30分もあれば着くはず
      だ。しかし、気がつくといつの間にか船は停まっている。
       後で「航海記録メモ」を調べてみるとこのときの船の位置(「×」印)は、南緯63°32分、西経56度25
      分だから、ポーレット島(「」印)とは反対方向に進みブラウン・ブラフよりも北にいた。

       
                      ポーレット島付近海図

       甲板に出てみると、ウエッデル海から流れてきた流氷が厚く積み重なって『氷堤』を作っている。耐氷
      船でもこれより先には進めそうもない。目的地のポーレット島はダンディ島の陰で見えない。

          
                  流氷がビッシリ                           ポーレット島はダンディ島の陰

  (8) クジラの饗宴に酔う

       ポーレット島に行くのを諦め、船でこのあたりをクルージングすることになった。『氷堤』がウエッデル海
      からの荒波を遮る文字通り堤防の役目を果たしてくれているお蔭で、海面は波一つなく”油を流した”よ
      うだ。
       やがて、「10時方向にクジラが見える」とアナウンスがあった。みんな船首の方に駆け出す。行ってみ
      ると、船首付近に何頭かのクジラが悠々と泳いでいるのが見える。2頭なかよく泳いでいるのは、親子、
      それとも恋人同志だろうか。

       
                                   なかよく泳ぐ2頭のクジラ

       やがて、別なクジラが息継ぎのため潮を吹きながら、海面に姿を現した。その”ブゥファー”という息遣
      いまで聞こえてくる。
       頭に”コブ”のような多数の突起があるから、「ザトウクジラ」だ。南極にきて初めて、しかも間近に見る
      クジラの姿に乗客だけでなく乗組員も興奮気味だ。船長も望遠レンズがついた一眼レフデジカメでクジ
      ラを”連写モード”で撮っている。姿が見えなくなると、現れそうな方向に船を誘導してくれているようだ。

       
                                    息継ぎに浮上したクジラ

       息継ぎが終わるとすぐに、ザトウクジラは尻尾を高く上げて、再び潜ってしまった。

       
                                       再び潜るクジラ

       こうして、飽くことなくクジラの饗宴をみていると、あっという間に2時間が経ち、クジラたちは船から遠ざ
      かって行った。甲板で海洋生物学スタッフのアニーさんの姿をみたので、一緒に記念写真を撮らせても
      らった。

       
                    アニーさんと
                【アンタークチック海峡にて】

       4階のザ・クラブに行き、アフタヌーン・ティの時間だ。アニーさんとコーヒーを飲みながら、先ほどクジラ
      を初めて見て興奮した事などを話すと、クジラの種類はザトウクジラ( Humpback Whale ) で、尻尾の模
      様は人間の指紋と同じで、一匹一匹ちがうので、個体識別に使われていると教えてくれた。日本では、
      牛の”鼻紋”を高級肉牛の個体識別に使っていることなどを話した。
       船は、明日の南極半島でのクルージングと上陸に向けて、アンタークチック海峡を北上している。

  (9) リキャップ
       18時30分から、今日のおさらいと翌日の船外活動の案内があった。

   1) ザトウクジラ by クリスさん
       ザトウクジラは、ほかのクジラが流線型の体形をしているのと違い、”ズングリ”していて、平均体長は
      15mで、体重は30〜40tだ。
       豪快で騒々しいまでの潮吹きや肉質のコブの上にある小さい背びれ、そして頭やあごにある肉質の
      タコ状突起はザトウクジラの特長だ。突起の一つ一つに3cmほどの短い毛が1本ずつ生えている。
       しばしば、完全に空中に跳ね上がり、ものすごい水しぶきを上げて背中から着水するアクロバティック
      でダイナミックな泳法は、まさに、今日のわれわれがそうであったように、見る人を興奮させ、喜ばせて
      くれる。
       長く哀調をおびた鳴き声をあげながら、互いに通信しあうことも知られ、その鳴き声についての研究に
      力が注がれている。
       その個体数は、ほかのヒゲクジラと同様に激減しているが、南極半島周辺では定期的に小さな群れを
      観察できる。

    2) 「かたば風」 by 佐藤教授
       この日の朝、南極大陸から海にかけて、黒い雲のようなものが見えたことを記憶されているだろうか。
      これは、「かたば風(Katabatic Wind)」あるいは「斜面下降風」とも呼ばれる、南極大陸から吹き降ろす
      冷たくて乾いた空気が暖かい(相対的に)海から立ち上る水蒸気にぶつかって起きる現象だった。

       
                  かたば風の発生メカニズム

       南極大陸を日本列島に譬(たと)えると、日本海からの湿った風が、日本海側の高い山にぶつかって
      雪を降らせ、乾燥した冷たい風となって関東地方に吹き降ろしてくる「空っ風」のようなものだ。

    3) 南極の火山活動 by ウルフガングさん
       南極には活火山、休火山があり、火山活動やそれによって生まれた岩石や地形が観察できる。「枕
      状」溶岩が観察できたことは、前号で紹介した。
       この日、「柱状節理」かと思わせる地形があったがそうではなかった。しかし、写真のような立派な
      「柱状節理」が観察できる場所もあるうようだ。

       
                     「柱状節理」
      

    4) 翌日の船外活動
       これから、船は南極半島の北側を南西に進み、翌日は、「グラハムパッセージ」のクルージングと「ポ
      ータル・ポイント」でのクルージングと上陸がある予定だ。

       同時に、訪れる予定だった英領南極の「ポート・ロックロイ」が上陸人数制限などがあって行けなくなっ
      た、という情報が流れた。
       ポート・ロックロイの郵便局を訪れるのが南極探険の目的の1つの私にとって、大問題だ。添乗員に
      「4月の説明会で、ポート・ロックロイの郵便局に行くというから参加したのに、・・・・」、とクレームをつけ
      た。
       添乗員は、「・・あくまでも予定なので、・・・」、と逃げを打ってきた。

       さて、どうなることやら。

  (10) 一日の終わり
       夕食の後、5階のラウンジで「フローズンプラネット エピソード2 (春)」が放映されると案内があったが、
      絵はがきを書くのに専念する。
       住所録ソフトのデータをEXCELに落とし、ポートロックロイから絵葉書を送る孫娘、郵趣の友、石友、
      そしてH製作所時代の知人で喪中で年賀状を出せなかった人の分を抜き出して印刷したものを持って
      きていた。それと、記念カバーの図案を絵葉書サイズに縮小したものも50通+アルファ分印刷して持参
      していたので、これらをこれも持参したカッター台の上でトリミングして糊付けした。
       ひとりひとりに相応しいコメントを書いて出来上がりだ。こうして、50通余りを書き終える。

       
               書きあがった絵葉書・書状

       夜も更けてきたので、ベッドにもぐりこむ。
    

5. おわりに

 5.1 『ハワイの敵を南極で討つ』
      「観光での海外旅行はこれが初めてです」と皆さんに話していたが、2005年にハワイに家族で行った
     ことがあった。旅の目的は、オアフ島で行われた長男の結婚式だった。このときの模様は次のページで
     紹介した。

     ・ ハワイ・オアフ島のオリビン(かんらん石)
      ( Olivine of Oahu Island , Hawaii , U.S.A )

      せっかくハワイまで行くのだから、ハワイ島でハワイを代表する鉱物「オリビン」を採集しようと思ってい
     たが、結局オアフ島どまりになってしまい、現金採集に終わってしまい、忸怩(じくじ)たる思いがあった。

      10年後に、南極で「オリビン(かんらん石)」を手にして、『ハワイの敵を南極で討つ』気分だ。

 5.2 百万分の一
      この南極探検に参加した乗客は121名+アルファだった。参加者は北海道から天草、鹿児島まで、全
     国各地から参加していた。やはり東京、埼玉、千葉の人が多い。沖縄の人とはお会いしなかった。
      日本の人口は1億2千万人余りだから、単純計算だと人口100万人あたり1人参加していることになる。
     山梨県の人口は80万人だから確率的には0.8人、いても1人だと思っていた。

      初対面の人には、山梨県から来たことを話すのだが、「私もです」という人には会わなかったので、山
     梨県からは私1人だろうと思っていた。
      昼食を食べるとき、添乗員のSさんから、「MHは、山梨ですよね」と声を掛けられた。話をすると、Sさんも
     私と同様に山梨出身ではないのだが、現在甲府の営業所にいるということだった。異郷で同郷の人に
     会うとなぜか”ホッ”とする。
      ( 帰国後、送られてきた旅行案内で、Sさんは甲府営業所の責任者だと知った )

       
                   甲府のSさんと
      

      帰国して2ケ月近く経ったが、近いうちに挨拶に行こうと思っている。


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