中津川市鉱物博物館 第36回 私の展示室 「私のお気に入りの石たち」














          中津川市鉱物博物館 第36回 私の展示室
                「私のお気に入りの石たち」

1. はじめに

    2016年3月、古い石友の見舞いで名古屋まで行き、日帰りは厳しい歳になり、帰りに中津川市で
   一泊した。
    ついでに、「中津川市鉱物博物館」を訪れると、3月19日から開催される『第36回 私の展示室』の
   刷りあがったばかりのパンフレットをいただいた。
    『地球一周の旅』の出発準備で忙しい上、会期は5月29日までなので見に行くことは難しそうだが
   皆さんには紹介させていただこうと思う。
    ( 2016年3月 情報 )

2. 『私の展示室』

    私の展示室は、個人が収集した石(鉱物)を展示する博物館の企画で、今回で36回を迎えている。
   過去にもこのページで紹介させていただいたことがある。

    ・岐阜県中津川市鉱物博物館 第19回私の展示室 「中部地方の鉱物展」
    ( 19th My Exhibition Room  - Minerals from Central Japan -
     Nakatsugawa Mineral Museum , Nakatsugawa City , Gifu Pref. )

    今回のもこれと同じ趣旨の企画・展示だ。

3. 第36回 私の展示室 『私のお気に入りの石たち』

    博物館でいただいたA4サイズのパンフレットの副題に、” − 水晶・宝石・産業に欠かせない石 − ”
   とある。

      
                      『私のお気に入りの石たち』パンフレット
                        【中津川市鉱物博物館 発行】

    博物館のHPにアクセスしてみるともう少し詳しい情報が得られた。

    『
     身の回りにあるほとんどのものが鉱物から作られています。
     例えば携帯電話には、金・銀・銅をはじめ,コバルト・ニッケルといったレアメタルなど多種多様な
    金属が使われていますが、そのもととなったのはすべて鉱物です。また、時を刻む発振子として使わ
    れているのは水晶です。
     指輪やネックレスのトップ、時にカフスやネクタイピンにも使われる宝石は、美しい鉱物そのものです。

     種々の形態・色の水晶,自然の結晶とカットし磨かれた石、なじみ深い鉱物と珍しい鉱物、さま
    ざまな観点で集められた石たちをご覧ください。                             』

     これらのパンフレットなどの情報から推測するに、展示品には次のようなものがあるようだ。

     @ 各種の形・色の水晶
        双晶など形が変わったものや、中津川産の煙水晶はじめ紫水晶(アメシスト)など変わった
       色の水晶。
     A 原石と研磨された宝石
        中津川産のトパズなどの宝石の原石や宝飾品に仕上げられた鉱物
     B ”用の美”
       自然銅など、われわれの生活に役立つ金属の元となる鉱物
       最近、国際的に争奪戦までおきているレア・メタルと呼ばれる希少金属の元となる鉱物などが
      展示されているとうれしいのだが・・・・・。

4. おわりに

 (1) 石友・無事退院
      石友の奥さんから妻に「3月下旬に退院する」と電話があった。暦を見ると退院の日は”大安”で、
     早く体力をつけて、一緒にフィールドに出られるのを楽しみにしている。

      今日の午前中、『快気祝い』が届き、順調に回復された様子なので一安心だ。

      
             届いた快気祝い

 (2) 誰のコレクション?
      ”私の展示室”とあるから個人のコレクションの展示だと思われるが、どなたのものなのか、パンフ
     レットなどからは知りえなかった。

 (3) 『局めぐ』 in 中津川
      お昼前に中津川を後にした。その前に、別な趣味の”郵趣”で、苗木郵便局に立ち寄り、ご当
     地限定の切手を購入したり、記念押印をさせていただいた。
      この日は、4年に一度の閏日(2月29日)だったことも記念押印しようという気になった理由の一つ
     だ。
      昔の切手と言えば四角が当たり前の人にとって、今日日の切手の形は、「丸形」、「ハート型」
     などなど、そのバラエティーの豊富なのには驚かされることだろう。

      
                               日付印
                     【左3枚は東海郵政限定「ハローキティ切手】

      
                     風景印

5.参考文献

 1) キース・ベロニーズ著、渡辺 正訳:レア 希少金属の知っておきたい16話,化学同人,2016年
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