ここは、子どもさんを連れて訪れるのに最適な博物館の1つだと思います。
開館時間: 9:00〜17:15 (入館は16:45まで)
休館日 : 毎週月曜日と祝日の翌日
(GW,年末年始など 0572-68-7710 に問い合わせ)
入館料 : 一般 200円
小中学生 100円
( 2006年3月訪問 )
■ メインテーマ
・ 瑞浪の地質と化石
・ コハクと昆虫の世界
・ 地のめぐみ
・ 瑞浪の自然 など
■ サブ゙テーマ
・ 瑞浪化石の分類
・ 化石のいろいろ
・ 岐阜県の地質と化石 など
私が目的とする「鉱物」に関するものとして、岐阜県内にある(あった)神岡鉱山などの
鉱石や近くの苗木地方のペグマタイトや希元素鉱物などが展示されている。
苗木地方の鉱物の中で、目を引いたのは、丸箱の中に収められた、六角板状で
青色の光りを放つ『鋼玉(コランダム:サファイア)』であった。
3.2 野外学習地
化石博物館で許可を得ると、赤いリボンと許可証を渡される。これをもって、館から
南方、1.2kmの土岐川の河原の「野外学習地」で化石採集を体験することができる。
人気の高い「ビカリア」は難しいにしても、2枚貝の化石は子どもでも簡単に採集でき
稀に巻貝の化石も採集できる。
(2) 亜炭
第二次世界大戦の前後、瑞浪市内だけでも数十の亜炭鉱山があり、重要な
燃料資源として採掘されていた。亜炭は、瑞浪層群の最下部、土岐夾炭層の上部に
含まれ、瑞浪市から土岐市にかけて、約2,000万トンの埋蔵量があると推定されて
いる。
発熱量は、4,500kcal/kg 程度で、亜炭と言うより、「褐炭」と呼ぶべきものらしい。
1957年(昭和32年)ころから、石油製品に押されて、亜炭鉱山は衰えはじめ、現在
では、ほとんど残っていない。
(3) ウラン
1962年(昭和37年)、土岐市で東濃地方として初めてウランが発見され、その後
瑞浪市月吉鉱床などが発見された。
月吉鉱床では、地下数百mまでのボーリング調査にもとずき、坑道探査も行われ
閃ウラン鉱、燐灰ウラン鉱など、7種類のウラン鉱物とが確認された。
ただ、われわれが、採集できる場所では、なさそうです。
(4) 展示品のなかで、一番目についたのが、丸箱の中に収められた、六角板状で
青色の光りを放つ『鋼玉(コランダム:サファイア)』であった。
苗木地方で、お眼にかかりたいものと、念じる日々である。