明治8年 皇国産物表

           明治8年 皇国産物表

1. 初めに

   冬の間は、フィールドでのミネラルウオッチングもままならず、アチコチの古書店
  骨董市などを巡って、鉱物や鉱山関係の資料を漁っている。
   北関東で開かれた骨董市をのぞいてみると、「明治8年 皇国産物表」なるものが
  紙くずの中に混じっていたのを目聡く発見した。武蔵、摂津など72の旧国名別に
  それぞれの特産物を一覧表にしたものである。
   農・牧畜狩猟・林・漁・工そして鉱業の特産物が列記されている。それらの中で
  金石(鉱物)に関係あるものだけをピックアップして一覧表に並べ直してみた。
   これを、縦(国別)と横(産物)から串刺しにしてみると、面白いことがわかってきた。

  (1) 国別の名産品
      例えば、私の住む甲斐国(山梨県)では、金・砂金・石炭・水晶・磁石・硯石など
     が載っている。砂金や水晶は今でも採集できるし、硯石は「雨畑硯石」の名前で
     現在でも地場産業として伝統が守られている。
      その一方で、「磁石」とはどういうものなのか、また何処で産したのか、などの
     謎も多い。
      また、「石炭」は下部町(旧中富町)や大月市で「褐炭」が産する(した?)と
     「山梨県地質図説明書」にあるが、産地を訪れたこともなければ、何処なのかも
     分かっていない。

  (2) 産物別
      羽後国(秋田県)には、「石脳油(クサアツ)」が載っている。これは、「臭い水」の
     ことで石油を指している。これを産する国として、越後国(新潟県)がある。遠江国
     (静岡県西部)に「石炭油」が載っているが、これも石油のことであろう。

   このように、あなたが住んでいる地域で、今から130年前の明治8年(1875年)には
  どのような鉱物が産出したのか、そして、それらが現在ではどうなっているのか、調べて
  みるのも面白いでしょう。
   ( 2006年3月調査 )

2. 「明治8年 皇国産物表」

   この「産物表」は、横35cm、縦30cmの大きさで、やや厚手の紙に非常に細い線の
  小さな字で印刷されており、木版では無理で、銅版エッチングによるものと思われる。
   「官許 明治八歳三月四日」とあり、然るべき筋の許可を得て、明治8年(1875年)
  4月に発行している。
   西京(京都のこと、明治2年(1869年)東京に遷都)の駒井義鎮編並びに鎬(こう)
  岡山の永井學造蔵(出版元?)となっている。
   72の旧国名別に、産物が書き込まれている。奥羽は7ケ国に分けられており、明治
  元年(1868年)の改正結果を反映している。しかし、北海道と琉球の国名はない。
   北海道には、明治2年(1869年)から明治15年(1882年)にかけ、11ケ国が順次
  置かれたが、それらの国名が決まる前に編集したのか、いくつかの国名は決まって
  いたのだが「産物」が知られていなかった、かの何れかであろう。
   琉球は、薩摩国(鹿児島県)の産物に「琉球朱」とあるところから、薩摩国に含んで
  いた可能性もある。

    
                   「明治8年 皇国産物表」

   その当時の国名がどうなっていたか、次の地図を見ていただこう。

    
             旧国名地図【「新潮国語辞典」から引用】

3. 旧国別産物

 3.1 甲斐国
    一例として、私の住む甲斐国(山梨県)の部分を抜き出してお見せしよう。

     甲斐国部分拡大

    明治8年(1875年)当時、山梨県では、次のようなものが名産となっていたことが
   わかる。

 分 野        産     物 備 考
農業 烟艸(煙草:たばこ)、葡萄(ぶどう)、蜂蜜、搗栗、コロ柿(干し柿)
小梅、林檎(りんご)、梨、甘艸(甘草(かんぞう):薬草の一種)
胡桃(くるみ)、黄連(おうれん:薬草の一種)、紫艸(紫蘇:シソ?)
 
狩猟・牧畜駒(馬)、猪肝 
林業杉板、漆、蝋 
漁業  
工業生糸、真綿、紬、海気絹、木綿、太布、紙家内工業
鉱業金、砂金、石炭、水晶、磁石、硯石 

    鉱業(鉱産物)は、後にして、それぞれの分野の名産品を眺めてみよう。

   農業・・・・・山国で平坦な田畑の少ない山梨県は、果物や山野草が大きな比重を占めて
         いた。
          嘉永元年(1848年)に大森快庵が著した『甲斐叢記(別名甲斐名所図会)』に
         甲斐産の有名な果物が「峡中八珍果」として載っている。

            
         峡中(甲府盆地地域)八珍果【HP「果実」から引用】

          @葡萄(ぶどう) A桃(もも) B栗(くり) C柿(かき) D柘榴(ざくろ)
          E林檎(りんご) F梨(なし) G胡桃(くるみ)または銀杏(ぎんなん)

          これらの内の6種が、「産物表」に採録されており、山梨県の「果物王国」は
         200年も昔からのものだった。
          また、甘艸(甘草:かんぞう)はじめ、薬草なども名産品に含まれている。甲州市
         (旧塩山市)には、甘草の栽培に携わった家が”甘草屋敷”として残されている。

   狩猟・・・・・駒とあるのは、「甲斐の黒駒」以来のものであろう。
   牧畜    ”猪肝”がどのように使われたのか明らかではないが、熊がほとんど生息して
         いない山梨県では、”熊の胆”の代わりとして薬用に使われたのであろうか。
          ”熊の胆”は陸奥(青森)、岩代(福島)、越中(富山)、信濃(長野)、伯耆(鳥取)
         の産物となっている。

   工業・・・・・「海気絹」は、”甲斐絹”として、「紙」は、下部町の”西島和紙”として、現在に
         引き継がれているが、生糸、絹、木綿などがほとんど作られていないのは山梨
         だけでなく、日本全体の成り行きであろう。

   鉱業・・・・・砂金や水晶は今でも採集できるし、硯石は「雨畑硯石」の名前で、現在でも地場
         産業として伝統が守られている。
          その一方で、「磁石」とはどういうものなのか、また何処で産したのか、などの
         謎も多い。( 「磁鉄鉱」のことかとも思われるが、確証を得るに至っていない )
          また、「石炭」は下部町(旧中富町)や大月市で「褐炭」が産する(した?)と
         「山梨県地質図説明書」にあるが、産地を訪れたこともなければ、何処なのかも
         分かっていない。

 3.2 旧国別鉱産物
     旧国別の鉱産物を一覧表に示す。

旧国名   現
都道府県名
    鉱  産  物    石 材 な ど 備考
武蔵 東京・埼玉銀、銅煉化石、金銀箔、縫箔 
相模 神奈川    
伊豆 静岡 金、硫黄砥石、切石 
安房 千葉    
上総 千葉  切石 
下総 千葉  砥石 
上野 群馬 石炭、硫黄、明礬硯石、砥石、油オトシ 
下野 栃木 金、銅、硫黄、石炭、蝋石 砥石、切石 
常陸 茨城 石炭、燧石真珠、 
磐城 福島 石炭真珠  
岩代 福島 金、銀、銅、硫黄温石、砥石、硯材 
陸前 宮城 金、銅、鉛 硯石 
陸中 岩手 金、銅、鉄  
陸奥 青森 銅、銀、石炭試金石、硯石 
羽後 秋田 金、銀、鉛、砂金、銅
石炭、硫黄
石脳油(クサアツ)
  
羽前 山形 金、銀、銅、鉛温石、砥石 
越後 新潟 金、銀、銅、鉛
硫黄、石炭、石脳油
  
佐渡 新潟 金、銀瑪瑙細工 
越中 富山 金、銀、銅切石 
能登 石川  真珠 
加賀 石川 金、銀、銅、石炭切石  
越前 福井 銀、銅、鉛砥石、ビイドロ石 
美濃 岐阜 銀、鉛更紗石、高嶋硯 
飛騨 岐阜 金、銅、鉛  
信濃 長野 銀、硫黄、瑪瑙石   
甲斐 山梨 金、砂金、石炭
水晶、磁石
硯石 
駿河 静岡 金、砂金富士石、葡萄石 
遠江 静岡 石炭油焼物石、葡萄石 
参(三)河 愛知 碁子、石炭ヱノ具、砥石
ギヤマン粉(?)
 
尾張 愛知    
伊賀 三重 石炭、燧石砥石、石灰
磨砂、硯石
 
伊勢 三重 銅、石炭真珠 
志摩 三重 銅、天然碁子真珠 
近江 滋賀 銅、銀石灰、硯石、砥石 
若狭 福井   
丹波 兵庫 銅、燧石、金剛沙(砂)石灰 
丹後 京都 金剛沙(砂)硯石 
山城 京都 石炭、燧石金銀箔、縫箔
焼刃土(東山)
 
摂津 大阪、兵庫 御影石、豊嶋石 
大和 奈良    
河内 大阪 金剛沙(砂)  
和泉 大阪  和泉石 
紀伊 和歌山 銀、銅、鉛珊瑚珠、石灰 
阿波 徳島 銅、石炭石灰 
淡路 兵庫 銅、蝋石磨砂 
土佐 高知 銅、石炭、本石炭
雲母、真珠
珊瑚珠(紅白)、温石
硯石(元浦)
荒砥石(甲浦)
 
伊予 愛媛   
讃岐 香川 石炭  
播磨 兵庫 銅、銀、石炭  
但馬 兵庫 珊瑚珠  
因幡 鳥取 温石、燧石 
伯耆 鳥取 燧石ビイドロ石 
隠岐 島根    
美作 岡山 石灰、高田石 
備前 岡山 蝋石  
備中 岡山 銀、銅、鉛硯石  
備後 広島   
出雲 島根 銅、石炭、瑪瑙  
安芸 広島  石灰 
石見 島根 石炭  
周防 山口  石灰、砥石 
長門 山口 石炭砥石、硯石(赤間関) 
豊前 大分 燧石硯石(門司) 
豊後 大分 硫黄、明礬、火打石   
筑前 福岡 石炭  
筑後 佐賀 石炭砥石 
肥前 長崎 石炭、硫黄、明礬、水銀  
対馬 長崎    
肥後 熊本 蝋石、石炭石灰 
日向 宮崎 銅、鉛  
大隈 鹿児島 金、銅、硫黄石灰 
薩摩 鹿児島 金、錫琉球朱 

4. 産物表旧国別産物

   これを、縦(国別)と横(産物)から串刺しにしてみると、面白いことがわかってきた。

 4.1 富産国と貧産国
     この表から産出量は全くわからないが、鉱産物の種類の多い、少ないは一目瞭然で
    ある。( 石炭、石脳油(石油)、燧石(火打石)なども鉱物とした )
     多い国を「富産国」、少ない国を「貧産国」とする称することにすると、次のように
    分けられる。( )内は、鉱物種数

    「富産国」・・・・・羽後(8)、越後(7)、下野(5)、甲斐(5)、羽前(4)、岩代(4)、加賀(4)
             土佐(4)、肥前(4)

    「貧産国」・・・・・相模、安房、上総、下総、摂津、大和、和泉、隠岐、安芸、周防
             対馬(いずれも0)

     これらを見てみると、現在でも羽後(秋田)、越後(新潟)そして下野(栃木)などは
    各種の鉱物を産し、多くのミネラル愛好家を引き付けている。一方、相模(神奈川)
    安房・上総・下総(いずれも千葉)などは、あまり鉱物には恵まれていない。

 4.2 鉱物種にみる当時の状況
  (1) 「ペグマタイト鉱物」
      現在、日本の3大ペグマタイト鉱物産地といえば、福島県(磐城)石川、岐阜県
     (美濃)苗木地方そして滋賀県(近江)田上山とされています。
      明治8年(1875年)の時点では、これらのいずれでも水晶などのペグマタイト鉱物は
     名産にはなっていない。
      例えば、苗木地方の水晶については、明治4年(1871年)朝日新聞創刊号に
     『 大阪心斎橋筋に美濃産の水晶細工を商う店あり 』とあるところから、それ
      以前に用いられていたと思われるが、特産となるほどではなかったのであろう。
      ただ1つ、山梨県(甲斐)だけが「水晶」で有名だった。
      とは言え、石英系統の鉱物が全く知られていなかった訳でなく、「瑪瑙(めのう)」は
     数少ない宝飾鉱物として、また「火打石(燧石も同じ)」は、各地から産する「硫黄」と
     ともに、現在のマッチの代りとして、生活に密着していたので、全国各地で知られて
     いた。

     「瑪瑙」・・・・・・・佐渡(新潟県・佐渡)の「瑪瑙細工」は、特産の”佐渡赤玉石”
              信濃(長野県)の瑪瑙石は、産地不明
              出雲(島根県)の瑪瑙は、”玉造の青碧玉”であろう。

     「火打石」・・・・・常陸(茨城県)の燧石は、北富田の”瑪瑙”のことであろう。この産地から
     「燧石」     水運を使い、江戸に運ばれたとされている。
               この表と同じ明治8年発行の「日本地誌略物産弁」によれば、丹波では
              「氷上郡戸坂村、桑田郡山階村、そして多紀郡笹見村より産す」とある。
               しかし、伊賀、伯耆、豊前、豊後の燧石は、場所を特定できないが
              現在でも水晶が採れる場所ではないかとか、「紫水晶」産地では
              ないか、あるいは「金鉱山」ではなかったかなどと思い当たる場所は
              それぞれにある。

  (2) 「石脳油(石油)」
       羽後国(秋田県)には、「石脳油(クサアツ)」が載っている。これは、「臭い水」の
      ことで石油を指している。これを産する国として、ほかに越後国(新潟県)がある。
      遠江国(静岡県西部)に「石炭油」が載っているが、これも石油のことであろう。
       最近、骨董市で入手した古い絵葉書に、「遠州相良附近菅山石油鑛山」という
      1枚がある。現在の道路地図にも史跡として『相良油田∴』が載っている。
       秋田、新潟以外にも石油の産地があったことを初めて知った。

        菅山石油鉱山

  (3) 「碁子」
      はじめ、この語を目にしたとき、”碁石”のことではないかと考えた。それなら
     那智黒で古来有名な紀伊国の産物にありそうだが見当たらない。そのまま”ごす”と
     読めば、自然に「呉須」が浮かんできた。産地も、三河(愛知県)であり、瀬戸市
     陣屋鉱山で産した呉須・リシオフォル石【Asbolite/Lithiophorite:(Al,Li)Mn4+
     O2(OH)2】のことである。
      三河の産物として似たようなものの”ヱノ具”(絵の具)とあるのもこれを裏付けて
     いる。
      呉須は、コバルトを含む二酸化マンガン鉱で、陶器の絵付け絵の具として、「瀬戸
     物」に見られるコバルト色(青藍色)を出すのに使われた。伊勢(三重県)にも
     「天然碁子」とあり地元産だけでは間に合わず、近隣の国々からも供給されたと
     思われる。

  (4) 「試金石」
      陸奥国の産物に「試金石」がある。試金石は、鉱物学でいう「条痕板」の役割を
     金にだけ特化したものと思えばよい。真っ黒い粘板岩(硯石を思い浮かべればよい)
     に小判などの金貨を擦りついた跡と、標準の純度の金を擦ったものを見比べて
     金貨の純度の判定に用いた。万延2朱判金(長方形の金貨)は、江戸時代が終わって
     も明治2年(1869年)まで鋳造され、明治3年(1870年)には、真ん丸い金貨が新政府
     によって発行され、連綿と金貨が流通した時代の必需品であったと思われる。

  (5) 「金剛沙(砂)」
      「金剛沙」とあるのは、「金剛砂」のことであろう。丹波(兵庫)、丹後(京都)そして
     河内(大阪)から産するとある。河内のものは、最近まで採掘されていた二上山の
     含サファイア柘榴石で研磨用に使われた。「日本地誌略物産弁」にある「金剛鑽
     (こんごうさん)」も同じものであろう。
      丹波、丹後の産地は特定できていない。

  (6) 「蝋石」
      蝋石の名で、各地から産出すると記載されている。
      下野国(栃木県)・・・・・・「日本地誌略物産弁」に「都賀郡日光山と足尾村に産する
                     多くは淡蒼(青)なり」とある。鉱物名は不明
      備前国(岡山県)・・・・・・同書に「和気郡三石、・・・・・」とあり、三石鉱山産の葉蝋
                    石を指している。
      淡路(兵庫県)と肥後(熊本県)は、産地・鉱物種不明

  (7) 「豊嶋石」「高田石」「葡萄石」「更紗石」「焼物石」など
      「御影石」は、兵庫県御影で産する花崗岩であることは皆さんご承知であろう。
     「富士岩」とは富士山の熔岩のことである。
      「豊嶋石」「高田石」は、御影石と同じように産地の名前を冠したブランド名であった
     のであろう。
      「葡萄石」は、今鉱物名で”ぶどう石【Prehnite:Ca2Al2Si3O10(OH)2】とは、全く
     違ったもので、「更紗石」と同じように、石の外観などから名付けられたのではないか
     と推測している。

5. おわりに

 (1) 「日本産物誌(日本地誌略物産弁)」の冒頭に、『 物産・・・天造人作ニ拘ラズ、其物
    時トシテ興廃アリ。故ニ古ハ産シテ今多ク産セザル者或ハ無キコト能ハズ、 』 
とある。
    この本の文中でも、上に上げた”丹波国燧石”の項に 『 近来ハ、多ク「マッチ」ヲ用ヰル
    ヲ以テ、大ニ、燧石ノ、声価ヲ減ゼリ 』
 とある。
     明治8年(1875年)の段階で既にこのような状況であった。それから、130年余りが
    経ち、産物の消長は激しいものがある。

 (2) それらの中にあって、山梨県の葡萄を始めとする果実のように現在まで引き継がれて
    いるものも、全国各地にある。また、その当時知られていなかったものが、新たに
    脚光を浴びている例も少なくない。これらに、携わった先人たちの努力を忘れることは
    できない。

 (3) こと鉱産物に限れば、甲斐国(山梨県)産の「磁石」などは、探してみたいものである。
    「日本産物誌(日本地誌略物産弁)」の備前(岡山県)の産物として、「刀剣」と並んで
    「磁石」があり、「磁石」とは、「磁鉄鉱」といよりは「砂鉄」のことであったろうと考え
    られる。
     そうすると、山梨県内でも産地は限られ、いつか訪れてみたいと考えている。

6. 参考文献

 1)駒井 義鎮編:皇国産物表,永井學造,明治8年
 2)岡本 要八郎編:長崎県鉱物誌,長崎県理科教育協会,昭和33年
 3)長島 乙吉・弘三:日本希元素鉱物,日本砿物趣味の会,1960年
 4)松原 聰:日本産鉱物種,鉱物情報,2002年
 5)榊原 芳野訂正、土方 幸勝、床井 弘・斎藤 時泰編纂:
              日本産物誌(日本地誌略物産弁),株ェ坂書房,(明治8年)昭和54年
 6)石塚 末吉編:山梨県地質図説明書,山梨県治山協会,昭和31年
 7)HP「果実(かじつ):www.lib.pref.yamanashi.jp/kosyu/manabu/sangyo/sangyo_7.html
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