「長野県諏訪市霧ケ峰自然保護センタ」には、動植物のほか地学・地質関係の展示もあり
和田峠の柘榴石や黒曜石などが展示してあります。
( 開館期間:4/15〜11/15(水曜日休館)、入館無料、AM9:00−PM4:00 )
(2001年9月訪問)
3.2 地質関係の展示
地学・地質関係の展示物は、全体の面積の20%くらいを占めています。
和田峠の柘榴石を含む溶岩は、黒雲母石英溶岩と呼ばれ、約650万年前に噴出した。
その後に、現在の車山(1925m)や鷲ヶ峰(1798m)といった霧ケ峰の主峰をなす火山が
約150万年前に噴出し、流動性に富んだ溶岩が何回も流れ、なだらかな丘状の地形を
作った。
3.3 鉱物展示
(1) 和田峠の柘榴石
母岩(黒雲母石英溶岩)付きと分離結晶が展示してある。
(2) 黒曜石
古代人が石器の材料にした黒曜石が展示してあります。
(2) ここは文字通り”高原の爽やかさ”に包まれ、残暑を一時忘れさせてくれます。
マツムシ草やワレモコウなど秋の草花が咲き乱れ、甲府より一足早い秋の訪れを
満喫できた。
ワレモコウは漢字では”吾亦紅” で ”われもまたあかなり” と言うのだとNHKの
ラジオで聞きました。