母岩付き 分離結晶
輝水鉛鉱
(2)このほか、少量の黄鉄鉱、まれに閃亜鉛鉱や自然蒼鉛、さらに閃ウラン鉱などが
産するとの文献情報もありますが、短時間では採集できなかった。
ペグマタイトに伴う水晶(まれに紫水晶)も産するとの情報もあります。
5.おわりに
(1)白川村には、同じように輝水鉛鉱を採掘した「馬狩(まかり)鉱山」があった、と「日本
希元素鉱物」にあります。今回は時間の都合で訪れることができなかったが、次回は
訪れてみたいと考えています。
ここは、ズリの草が枯れた秋か春先なら、女性や子どもでも簡単に輝水鉛鉱を
採集でき、次回採集会の候補の1つと考えています。
(2)五箇山を通ったのは朝早い時間だったのですが、朝が早い豆腐屋さんは店を開いており
「固い豆腐」を試食することができた。
固い豆腐は、クーラーで持ち帰ることもでき、日持ちのする豆腐の燻製はビールや
ワインのつまみに最適です。
6.参考文献
1)日本鉱産誌編纂委員会:日本鉱産誌 T−C 鉄・鉄合金および軽金属
東京地学協会,昭和29年
2)長島 乙吉・弘三:日本希元素鉱物,長島乙吉先生祝賀記念事業会,昭和35年
3)益富地学会館監修:日本の鉱物,成美堂出版,1994年
4)名古屋鉱物同好会編:東海 鉱物採集ガイドブック,七賢出版,1996年