鉱脈 | Cu | Fe | Al2O3 | Mn | Bi | Te | 桧沢 | 0.03 | 2.63 | 6.76 | 0.06 | 0.11 | 1.18 | 猿喰 | 0.33 | 2.88 | 10.73 | 0.05 | nd | 0 | 掛橋 | 0.07 | 1.80 | 4.08 | 7.52 | nd | 0 |
昔、選鉱場があったとされる「大沢口バス停」から更に300mも行くと、小さな橋が
あり、この手前の空きスペースに駐車する。
橋を渡ると左に入る「桧沢線」があり、ここを50mも行くと右手に入口を塞いだ
坑口跡があり、コンコンと水が湧き出している。
この山の急斜面一帯に、坑口跡、露頭、ズリが広がっており、ここが産地です。
テルルの酸化物であるテルル石の微細なものが脈石を黄色に染めているので
これが1つの目印になる。
採集方法は、ズリや露頭で陶器様脈石を探し、表面が黄色になっていたり
銀白色〜黒色のテルル鉱物が”シミ”のように付いているものを探して、表面
特に晶洞部を時にはルーペでジックリ観察し、小さくなるまで割りながら探します。
早く、@のレベルに到達したいものです。
(2)桧沢の産地の下には道路があり、落石は道路まで達することがあります。
また、斜面の上の方には、安全金網の張っていない深さ10m以上の竪坑がポッカリ
口を開けています。万一、子どもなどが落ちたら大事になりますので採集に当たっては
充分注意しましょう。