新年会では、懐かしい顔ぶれと私のHPを見たメールでしかやりとりのなかった方々と
お会いできた。
千葉の石友・Mさんから山口県志津木鉱山の緑簾石と2004年の採集会で採集した
福島県雲水峰鉱山の「ユークセン石」をいただいた。
また、無料標本配布やバザーがあり、私は、「恋路のあられ石」や「小川山の水晶」など
約20点余を提供し、「福島県発地岡鉱山の灰重石」「群馬県八幡鉱山の案四面銅鉱」など
20点余りを平均単価200円で購入したした。
オークションでは、Sさんが出品した「秩父鉱山のクリントン石とスピネル」を落札でき、
昨年の新年会同様、
”こいつあ、今年も春から縁起が良いわい”状態でした。
(2005年1月)
@会誌「水晶」の編集状況
現在、印刷にかかる段階にあるとのことで、以前のような遅れはなさそうである。
A創立20周年に向けて準備を進める。
2.2 バザー
その後、皆さんお待ちかねのバザーに移った。
会員が持ち寄った標本に役員が値付けし、テーブルの上に並べておき、十分下見したあと
受付順に20名くらいずつ1グループになり、”ジャンケン”で決めた順番に従って、1点
選んで精算する。
2順後は、点数制限なしとなった。
(1)提供品
私が、今回提供したのは、下記の標本です。
@ | 水晶 | 長野県川上村小川山 |
A | 微斜長石ほか | 山梨県黒平 |
B | 紫水晶 | 石川県尾小屋鉱山 |
C | 霰石 | 石川県恋路海岸 |
など、20点余り。
(2)購入品
@ | 白鉛鉱 | 亀山森鉱山 | 100円 |
A | 白鉛鉱 | 秩父鉱山 | 100円 |
B | 安四面銅鉱 | 中丸鉱山(旧八幡鉱山) | 300円 |
C | 紅柱石 | 三重県奥鹿野 | 200円 |
D | 希元素鉱物 | 石川町和久鉱山 | 300円 |
E | 苦灰石(球状) | 岩手県岩沢鉱山 | 200円 |
F | 輝蒼鉛鉱 | 高取鉱山 | 100円 |
G | 灰重石(頭付き) | 福島県発地岡 | 100円 |
H | 輝銀鉱 | 院内鉱山 | 100円 |
I | 灰長石(3ケ) | 三宅島 | 100円 |
J | 月長石 | 北海道泊村 | 200円 |
K | 翡翠輝石 | 大佐山 | 100円 |
L | ミアジル鉱 | 豊城鉱山 | 100円 |
M | ゼノタイム | 三重県美杉鉱山 | 300円 |
N | 菱沸石(1972年採集) | 山梨県都留市 | 300円 |
O | 石膏(ピンク色) | 福島朝日鉱山 | 200円 |
P | 石膏 | 福島県只見町黒沢鉱山 | 100円 |
Q | 濃紅銀鉱(3点 | 群馬県根羽沢鉱山 | 500円 |
R | 寛永銭 | 足尾、佐渡、常陸太田 | 600円 |
S | 水晶 | 福島県蛍鉱山 | 100円 |
など
@Aは、ネット・オークションで落札したものより安くて立派。
Bは、2003年の「ミネラルマーケット」で3,000円前後で出ていたものと遜色なし。
Cは、”サファイア”が付いているかと・・・・・
Dは、「モナズ石」「ジルコン」「ゼノタイム」が付いているので
Eは、「ペグマタイト」に紹介されたばかりだし、
I、J、K、L、M、Pは「遠方の産地で行く時間(お金)もないし、行くより安いし
行っても採れるかどうか分からないし」
Nは、地元山梨県産だし、などと、勝手な理屈を並べて購入。
この中で、Gの「灰重石」は、”掘り出し物”だと思っています。
2.3 オークション
会員が持ち寄った標本の中から、価値の高そうな標本(今回13点)を役員が選んで、
入札して、2番目に高い値段を付けた人が落札する。
私は、いくつかに入札し、「秩父鉱山・石灰沢ののクリントン石とスピネル」が同一母岩に
きている標本を落札できた。
(最高入札価格2,900円、私の入札価格2,800円、”シメシメ”)