アクアマリンふくしまの鉱物

アクアマリンふくしまの鉱物

1.初めに

常磐道をいわき市に向かって走ると、茨城県と福島県の県境
付近に「アクアマリンふくしま」の表示が出ています。
「アクアマリン」に惹かれて妻と訪れて見ました。
ここは、福島県の海の特徴である潮目(暖流と寒流の出会う場所)
をテーマに、さまざまな視点から海洋の不思議を解き明かす新しい
タイプの海洋ミュージアムです。
(2001年12月情報)
「アクアマリンふくしま」外観

2.場所

常磐道いわき勿来ICでおり、海に向かって走り、国道6号線を
いわき市に向かって走ると「小名浜港→」の表示があるので、それに
従って小名浜港の埠頭にでる。そこから、表示に従って進めば、
迷うことなく、到着します。
「アクアマリンふくしま」案内図

3.展示内容

3.1 プロローグ”海・生命の進化”
「化石」や「生きた化石」と呼ばれる生物を通して、生命の進化を
たどります。
結局ここで、鉱物らしいものとして見たものは、オパール化した
アンモナイトの化石だけでした。
オパール化したアンモナイトの化石
3.2 ”黒潮と親潮の出会い”
色鮮やかな熱帯の海の生き物とオホーツク海に住むたくましい生き物たちの
生態を見ることができます。
熱帯の海
何と言っても圧巻は、福島県の海の特徴である潮目(暖流(黒潮)と寒流
(親潮)の出会う場所)を大水槽に再現して、水中トンネルを通して、
両方の海の生物の違いが分かります。
潮目の大水槽
3.3 ”北の海・南の海”
北の海に住む海獣のトド、アザラシ、ラッコなどの咆哮とダイナミックな
エネルギーには、圧倒されます。
熱帯アジアの水辺では、マングローブなどを見ることができる。
3.4 ”ふくしまの水辺と海浜”
山深い渓谷に住む魚から、田んぼに住む生き物までを展示し、フナや
ザリガニなどに懐かしさを覚えます。

4.おわりに 

(1)今回、初めて行ってみましたが、一見の価値がある水族館です。
2002年の干支の”馬”に因んで、「海馬(たつの落し子)」が展示して
   ありました。
海馬(たつの落し子)
(2)小名浜港は、福島県一の漁港で、漁港の近くでは、新鮮な魚介類を
   料理して安く食べさせるお店が沢山あります。
   「メヒカリ」など、ここならではの食材です。
(3)年末に、再び小名浜に正月用の魚貝類を買いに行った。生きている
   大きなカニが一杯1,000円と格安で、おいしく頂きました。
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