「雨降山」は初めて聞く名前の産地である。何でも、社長が沢を歩いている時に
落ちていた石英塊に気付き、その源を求めて、沢の上流に追いかけて発見した
新産地である。
社長、地元の石友・Yさん、そして宿泊客の女流陶芸家(の卵?)のOさん
”美女と3野獣”での探査・採集行となった。
沢筋を1時間30分ほど登ると石英塊が集中して散乱している試掘跡(?)と
思しき場所に到着した。巨大な石英塊をどかすとガマ粘土と思われる層が現
れ、その中から両錐水晶をはじめ平板水晶などを採集した。
Oさんも、ガマ粘土と周辺の粘土を陶芸材料として持ち帰った。
この産地からは、小川山が間近に見え、遠く八ヶ岳も望むことができ、早春の
息吹の中で、水晶採掘を楽しむことができた。
今回採掘した石英脈はまだまだ続いており、試掘跡と思しき窪みも何箇所か
確認できている。今後の継続探査・採掘が楽しみである。
産地を案内していただいた湯沼鉱泉社長と同行していただいたYさん、Oさんに
厚く御礼申し上げる。
( 2007年5月採集 )
石英塊を割ったり、ガマ粘土と思しき層を掘って水晶を採集する。
各種鉱物の産出で知られる「甲武信鉱山」から約3kmしか離れていないの
に、水晶以外の鉱物は全く見あたらなった。
(2) 今回採掘した石英脈はまだまだ続いており、試掘跡と思しき窪みも何箇所か
確認できている。今後の継続探査・採掘が楽しみである。
(3) 産地を案内していただいた湯沼鉱泉社長と同行していただいたYさん、Oさんに
厚く御礼申し上げる。
産地について詳しく知りたければ、湯沼鉱泉に宿泊し、社長からジックリ聞き
だすのがベストである。