北海道に移住した「ヘナK小隊」から、ミネラルウオッッチングの「玉手箱」にと北海道の鉱物を送っていた
だいている。”内地”に住むわれわれが行った事がない産地の有名標本や希産鉱物が多いので、「オーク
ション」に出品させていただき、例年大好評で高値で落札されている。
2019年も送っていただいた。その中に、有名産地の「広尾町音調津(おしらべつ)の石墨」があった。石墨は
一般には「黒鉛」よ呼ばれ、身近なところでは鉛筆の芯の原料になる鉱物だ。
実は、2019年2月下旬、NHKの「ブラタモリ」から乙女鉱山水晶採掘絵はがき提供の依頼があってすぐ、
NHKEテレ「シャキーン」の担当者から、「・・『がっちゃんのえんぴつ一直線』の総集編が3月27日に放映され
ます。それに先立って、3月1日にも一部放映します。・・・」、というメールを頂いた。
「石墨」を送ってくれたタイミングの良さに、「ヘナK小隊」の気配りと”以心伝心”を感じた。
3月1日放映の「がっちゃんのえんぴつ一直線 スペシャル」を観ると、7月の放送にはなかった“未公開映像”
を含め私の出番の部分だけで4分弱あり、まとまったストーリになっていて視聴者にもわかりやすかったと思う。
3月27放映の「完結編」で、私は延べ10秒足らずしか出なかったが、番組のヒロイン・モモちゃんが、出来
上がった『究極の鉛筆』を使って“もも”、と書けたシーンは、がっちゃんの1年間の挑戦が実を結んだ瞬間だった。
( 2019年5月 作成 )