(1)国内では、産出しない種類、大きさ、美しさの外国産鉱物を見たり
購入できる。
(2)国産鉱物の原産地標本や里帰り品を見たり、購入できる。
(3)外国のディーラと片言の英語で情報交換できる。
(4)講演会で新しい知識を仕入れたり、講師の先生に不明鉱物の鑑定を
お願いできる。
(5)石友と出会って情報や標本の交換ができる。
(6)特別展示で、世界の逸品を見ることができる。
(7)文献・切手など鉱物関係資料が入手できる。
ミネラル・ショーの1つ、「第12回国際化石鉱物ショー」が、12/12〜15にかけて
池袋の「サンシャインシティ文化会館」で開催されたので、訪れた。
(1)鉱物
(2)化石
(3)ジェム
(4)隕石
(5)文献・図書・切手
3.2 国産鉱物の原産地標本と里帰り品
国内の鉱山が閉山して久しく、しかもあちこちの産地が採集禁止になって、
良品の採集が難しくなっている昨今、国産標本の人気が高く(ついでに値段も)
国産標本を扱うブース(クリスタルワールド、小室宝飾(関東鉱物同好会)など)は
比較的人だかりしていました。
(1)日本産鉱物50種
HPに掲載した「日本産鉱物50種」の穴埋めを兼ねて、国産標本を販売している
ブースを重点に物色し、下記の標本を購入した。
気になるお値段は、それぞれ 500円〜5,000円で、まずまずでしょう。
@スコロド石(結晶) 大分県木浦鉱山
A自然テルル 北海道手稲鉱山
B河辺石 京都府白石山
(2)里帰り標本
里帰り品には、良いものが沢山ある。以前、20cmを超える市ノ川鉱山の輝安鉱や
秩父鉱山の紐状自然金などを、今になって思うと比較的廉く購入した。
今回、Ms.Hisami にお会いできず、里帰り品は購入できなかった。
3.3 外国のディーラとの情報交換
珍しい色、形の外国産鉱物を見かけると、片言の英語で鉱物名、産地や産状を
聞いています。
最近は、インターネットが普及し、あとあとのコンタクトも取り易くなって
います。
3.4 講演会と不明鉱物鑑定依頼
著書でしか存じ上げない先生方の講演が行われることがあり、鉱物関係の場合、
許可を得て、ビデオを持ち込んで撮影させていただくこともあります。
今回は、加藤 昭先生による「岩石と鉱物の違い」と題して講演がありましたが
パスさせていただきました。
3.5 石友と情報や標本交換
(1)メールで連絡を取り合っていた千葉県のK君、東京のTさんとお会いし
昼食もご一緒できた。
3.6 特別展示
今回の特別展示は、「日本の鉱石・鉱物」と題して、秋田大学付属鉱業博物館の
収蔵品のうちの鉱物・鉱石標本100点余りが展示してあった。
2001年夏に、秋田大学付属鉱業博物館を訪れ、その膨大な収蔵品には度肝を
抜かれましたが、鉱石が主体だったと記憶しています。
3.7 文献・切手など鉱物関係資料入手
地方にいると、なかなか入手できない、鉱物関係の文献や資料を入手する機会でも
ある。
今回の特別展示に合わせて編まれた、「特別企画展 標本解説」(500円)を購入。
鉱物コレクターの資格審査
(How Many Specimens do you have ? , Qualification of Mineral Collector)
6.参考文献
1)プラニー商会:第12回 国際化石鉱物ショー公式ガイドブック,2003年